【旅行記】続・Go To 夏旅2020 6日目(3=完)―ガランドウの関西空港にぶらり

東羽衣支線を制覇して鳳駅に戻ってきました。

この旅最後となる乗りつぶしは、日根野~関西空港間を結ぶ関西空港線と決めています。鳳から関空快速に乗れば、乗り継ぎなしで一気に関西空港まで行けるから、効率が良いってもんです。

IMG_2739.jpg
▲鳳駅に到着する223系0番台関空快速

やってきた関空快速・紀州路快速は、前側4両(関西空港行き)が223系0番台でした。これに乗って、走行音でも録音しながら過ごすことにしましょう。のちに量産された223系1000番台以降とは、コンセプトも見た目も内装も、そして走行音も異なる「異端児」です。

IMG_2742.jpg
▲関西空港に続く橋を渡る

日根野で後ろ側(和歌山行き)を切り離し、単独4両で関西空港線に入ります。やがてりんくうタウンを過ぎると、南海電車との供用区間に入り、関西空港へと続く連絡橋に差し掛かりました。瀬戸大橋とよく似た構造の橋で、列車は道路の真下を通ります。

IMG_2743.jpg
▲関西空港駅に到着

西日がさしこんできた頃、列車は関西空港駅に到着しました。ここで一旦改札を抜けて、関西空港のターミナルを散策したいと思います。本来メインの国際線が壊滅状態にあるため、駅コンコースはガランドウとして、平時の賑やかさを失っていました。

IMG_2749.jpg
▲そらやんもマスクをつけて

コンコースを抜けて、隣接する第一ターミナルに入ります。交通機関の中でも、とくに航空関係はマスク着用が徹底されている印象を受けました。マスク着用を拒否した乗客のため、ピーチ機が緊急着陸した件は記憶に新しいです。

この一連の流れは、一体いつまで続くのでしょうか。この状況が見直されない限り、世界各国の「鎖国状態」はそう簡単に緩和されないでしょうし、観光業界はいよいよ壊滅状態に陥ると思います。世界中が「コロナパニック」にある中で、人類は冷静さを保つ必要があります。

僕はあえて「コロナ禍」という言葉を使いません。これは「わざわい」ではなく、冷静さを欠いた「パニック」です。

IMG_2750.jpg
▲国際線の発着はシンガポール便のみ

第一ターミナルに入ると、やはりガランドウとしており、足音だけが響き渡りました。

国際線へと続く上階は、明かりが消されて薄暗く、まるで閉店後の百貨店を彷彿とさせます。出発・到着便ともにシンガポールからの一便しかなく、国を越えた行き来が断絶している現状を、垣間見ることになりました。

やりたいことをいつも先回りして邪魔をする、運命というのが憎いです。なぜいつも、勇気を出してやろうと思ったことを邪魔するのでしょうか。心に深い傷を負っているのは、けして他人からの無視・中傷によるものだけではありません。

IMG_2753.jpg
▲関西空港を後にする

嫌なものを見てしまいました。飛行機が見られる展望デッキも閉鎖されているようで、何もできないまま関西空港を後にします。これから一駅移動して、りんくうタウン駅で降りてみることに。

IMG_2754.jpg
▲南海8000系とすれ違う

IMG_2755.jpg
▲関西空港への連絡橋はまさに瀬戸大橋のミニチュア版

IMG_2756.jpg
▲りんくうタウン駅に停車

IMG_2757.jpg
▲りんくうタウン駅で途中下車

りんくうタウン駅で15分ほど滞在してから、フェリーに乗るため大阪方面に戻ります。関空快速でひたすら北上し続け、最寄りの弁天町で降りました。

時計を見ると、まだフェリー出港まで2時間もあります。このまま大阪南港まで行っても早すぎるので、30分ほど大阪環状線の撮影に挑戦しました。環状線の323系だけでなく、大和路線・阪和線方面の列車も多数発着する弁天町で、どんな列車に遭遇できるでしょうか?

IMG_2758.jpg
▲弁天町駅に到着する221系普通

まずやってきたのは、大和路線から来た221系でした。種別が普通幕なので、環状線内を各駅に停車する区間快速でしょう。天王寺から環状線内に入り、外回りをグルリと天王寺まで一周します。

IMG_2759.jpg
▲弁天町駅に到着する223系2500番台

IMG_2760.jpg
▲弁天町駅に到着する323系

IMG_2761.jpg
▲弁天町駅に到着する221系普通

IMG_2762.jpg
▲弁天町駅に到着する223系0番台

気が付くと、空はすっかり薄暗くなっていました。露出とシャッター速度を調整しながら、なんとか撮影を続けてこれましたが、ほどなくしてコンデジの性能は限界に達しました。

IMG_2763.jpg
▲弁天町駅に到着する323系

IMG_2764.jpg
▲弁天町駅を通過する281系はるか

特急「はるか」の通過シーンを見届け、弁天町での撮影を終えました。それから大阪メトロ中央線でコスモスクエアに向かい、ニュートラムに乗り換えてフェリーターミナルへ。大阪南港には19時ごろに到着しました。


QRコードを見せて乗船手続きを済ませ、今晩の宿に乗り込みます。今回も夕食のバイキングを貪りつつ、レストランで旅の思い出に浸ろうという魂胆です。さっと風呂に入り汗を流してから、レストランに行くと、相変わらずガランドウとしていました。

総菜類を喰らいながら、これまで撮ってきたコンデジの写真に目を通していきます。この6日間、本当にたくさんの写真を撮ってきました。これをすべてブログで紹介しようと思ったら、いったい何日かかることでしょうか。

ご飯は胃に溜まりやすいので取りませんよ。肉やら刺身やら、あとはベビーカステラも食べて、最後はコーヒーを飲んで食事を終えました。腹もいっぱいになったことですし、自分の部屋に戻ってもう寝ます。どうせ翌朝は寝起きが悪いでしょうし、早いうちに寝ておこうという作戦です。


早く寝たのが良かったのか、翌朝はやや早めに起床。大浴場で朝風呂をしてから、のんびり横になって過ごします。この一時も旅情があって楽しいものです。6日間に及ぶ鉄道旅も、思い返せばあっという間でした。

ふと外が気になって甲板に出ると、北九州の山々が鮮明に見えました。あともう少しで新門司港に到着です。

【終劇】続・Go To 夏旅2020シリーズ【完結】

あとがき:旅を終えて

気が付くと、8月の大半を旅に費やしていました。これまで経験したことのない長旅でしたが、本当に長いようで短い道中でした。

今回一番重視したのは、JRの未乗区間、とくに非電化区間に入ることです。コロナを連呼して気が滅入る都会を離れ、山奥に入ることで心も落ち着くだろうと、そう思ったわけです。過酷な日もありましたが、終わってしまえば楽しい記憶になりました。

今も外出をためらっている人は、勇気を持つことが肝心です。たとえ目の前に見えない恐怖があったとしても、最後には打ち勝たないと自分が潰れてしまいます。僕はそれが嫌でしたから、自分に嘘をつくのが嫌でしたから、たくさん旅に出ましたし、これで良かったと思っています。

撮影日:2020年8月26日
関連記事
鉄道ゆるキャラフェリー

Comment

こうたろう

飛行場の閑散とした光景は一年前には考えられなかった
まさかの状況ですね。
早く薬品が改善されれば好転するのでしょうね。
我々の業界もそれなりにダメージを受けて
困っております。

2020年09月19日(土)16:33
wra

wra

こうたろうさんへ

バスは多くの人が狭い空間に入る乗り物ですから、忌避する人が多いのでしょうね。
地元でも4~5月頃は、公共交通機関を避けてマイカー利用する人が目立っていました。

まだ警戒感の強い中ではありますが、少しでも安心を感じてもらうために、頑張って旅記事を書いていこうと思います。
ゆくゆくはYouTubeでの配信も再開して、完全復活したいな・・・と。

2020年09月22日(火)00:23