【施設紹介】JR土讃線 土佐新荘駅(高知県須崎市)―しんじょう君にジャックされた無人駅

ご当地キャラ(ゆるキャラ®とも)が好きな人なら、「しんじょう君」を知らない人はいないでしょう。ニホンカワウソがモチーフの、大きな目と出べそ、そして「鍋焼きラーメン」の帽子がかわいらしいマスコットです。

須崎市のマスコットキャラクターとして誕生して以来、各地のイベントに登場しては、多くの人を釘づけにしてきました。そして一躍全国区へとのし上がり、今や高知県を代表するご当地キャラクターとして認知されています。

残念ながら絶滅種認定されたニホンカワウソが、最後に確認されたという新荘川のほとりには、土佐新荘駅という無人駅があります。この駅がしんじょう君一色に染まっていると聞き、さっそくカワウソ好きの血が騒ぎました。なんだったら、行ってみるしかないと!

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▲土佐新荘駅全景

ただし注意点があります。

この駅は発着本数がメチャクチャ少ないです!

停車便は1日わずか6往復しかなく、長いときは4時間も開いています。タイミングを外すと、ここで長時間の待ちぼうけを喰らうことになりそうですが、心配はいりません。なんたって、ここから隣の須崎駅まで、徒歩でいける距離なのですから!

今回も時間の都合上、須崎駅からここまで徒歩で往復しました。須崎なら特急停車駅ですし、高知方面の普通列車もそこそこあります。駅間距離が近くて助かりましたよ。そうじゃなかったら、本当にどうなっていたことか・・・。

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▲しんじょう君がペイントされた待合室(入口側から)

さて、駅に着いた時点でさっそく、しんじょう君の巨大アートが出迎えてくれましたよ!もとは小さな無人駅ですが、これがあるだけでも雰囲気が全然違いますし、一種の魅力というか愛着を感じます。

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▲トイレ看板もしんじょう君

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▲すまいるえきちゃん&れっちゃくん&しんじょう君がペイントされている!

ホームは一面一線のシンプルな構造で、典型的なローカル線の停留所です。しんじょう君一色になったことで、この駅は一気に彩られました。

待合室にはしんじょう君のほか、JR四国マスコット「すまいるえきちゃん&れっちゃくん」もペイントされており、須崎市役所&JR四国の気合の入れようが見て取れます。ローカル線は利用者が少なく、JR四国自体も利用者減に苦労しているそうですからね。鉄道に愛着を持ってもらい、なんとか利用者を引き留めたいという思いが強いはずです。

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▲駅からの眺めは最高!
山と海が同時に見えるなんて・・・


小さな無人駅だからと侮ってはいけません。ホームに立つと、山と海が織りなす絶景が広がっていました。駅前後がカーブになっているため、撮影地にも使えそうな場所です。

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▲土佐新荘駅の駅名標もしんじょう君

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▲もちろん待合室内も・・・
すまいるえきちゃん&れっちゃくん&しんじょう君


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▲土佐新荘駅の発着本数は少ない
1日僅か6往復しかないのだ!!


改めて時刻表に目を通すと、その本数の少なさに絶句しました。四国第二の幹線といえる土讃線ですが、全体的に閑散区間の多い「長大ローカル線」なのです。終列車もかなり早くて、高知行きは19時16分、窪川行きは20時51分に出発します。

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▲通過時刻表も掲載されている
停車列車が6往復なのに対し、通過列車は10往復もある・・・


時刻表の横には、通過列車の時刻表も用意されていました。ホームが狭く、特急が高速で通過するため、ホーム滞在には細心注意を払う必要があります。

列車で来る人は少ないと思いますが、駅近くには「道の駅かわうその里すさき」もあって、須崎の特産品が売られています。もちろん、しんじょう君グッズも多く扱われているので、ついでに訪れてみてはいかがでしょうか?

遮るものが少ないので、暑い日は熱中症に注意してくださいね。

撮影日:2020年8月23日
タイトルが「須崎駅」になっていることに気づきましたが、旅行中のため、修正まで数日を要しました。失礼いたします。
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