【施設紹介】JR土讃線 阿波池田駅(徳島県三好市)

今回は徳島県西部、三好市にあるJR阿波池田駅をめぐります。駅番号はD22(土讃線)・B25(徳島線)。所属は土讃線ですが、隣の佃から分岐する徳島線の列車が乗り入れています。

山間の駅ながら、古くから交通の要所として栄えてきた場所にあるため、それなりの規模を誇る主要駅です。

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▲阿波池田駅を正面から

駅周辺は三好市の中心部にあたり、アーケード街が駅前から奥へと延びていました。ここ池田地区は宿場町が置かれた交通の要所で、国道が交差するだけでなく、事実上鉄道の交点にもなっているなど、その役割は今もなお続いています。

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▲阿波池田駅の駅舎内部・改札付近

終日駅員配置駅で、駅舎内には窓口・自動券売機・コンビニ(セブンイレブン)が揃うなど、主要駅としての賑やかさを保っています。

特急が停車するため発着本数は多いですが、普通列車に関して言うと、土讃線は極端に少ないです。多度津・高知方面の需要は、ほぼ特急だけで事足りているのでしょう。

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▲阿波池田駅名標

ここ阿波池田駅を語る上で、欠かせないのが所在地の話です。「徳島県三好市」なのはもちろんその通りですが、それより下の小字に着目してみましょう。

サラダ!

そう、所在地は徳島県三好市池田町サラダというのです。おそらく、元は「皿田」とかいうのかもしれませんが、さすがにカタカナだと「野菜サラダ」を連想してしまいます。思いがけないものをイメージしてしまうという意味では、まさに珍地名といえるのではないでしょうか。

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▲阿波池田駅構内を一望して

主要駅らしく、ホームは3面5線の配置になっています。さらに留置線も数本あるなど、かなり広々としているのが特徴です。今でこそ発着数は多くないものの、国鉄時代は沢山の列車が発着していたのでしょう。

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▲祖谷のかずら橋ミニチュアレプリカ

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▲錆びついた金属製の洗面器が残る

ホーム上には古びた金属製の洗面器が置かれていました。蛇口をひねるも水は出てきません。かつて、SLやDF50牽引の長距離列車が来るたびに、暑い車内から出てきた乗客が、ここでのどを潤していたのでしょうか。

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▲出発を待つ1000形

山間の静けさと、要所としての貫禄両方をあわせ持つ、阿波池田駅の魅力を一つ知ることができました。これにて阿波池田駅めぐりは終了です。

撮影日:2020年8月23日
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