【旅行記】マリックスラインで行く沖縄・九州の旅 1日目―ソラシドエアで那覇上陸

2020年9月、僕は飛行機・フェリー・鉄道と、乗り物をフル活用して九州・沖縄を旅しました。

当初はJR九州の企画乗車券「みんなの九州きっぷ(全九州版)」を活用して、九州を一周するだけの予定でした。しかし、これだけじゃ物足りない。時間があるなら、もうちょっと面白い使い方はできないかと考えました。

どうせ鹿児島に立ち寄るんだったら、アレを併用してみようじゃないですか。

奄美・沖縄航路のフェリーですよ。

これまでいろいろなフェリーに乗ってきましたが、一番乗ってみたいのが鹿児島~那覇を結ぶ航路(マルエー・マリックスライン)でした。25時間という所要時間に加え、外洋航路独特の揺れがどんなものか。これを味わいたく、プランを作ってみました。

スケジュールの都合上、どうしても沖縄を出発地とする必要がありました。とりあえず那覇に2泊しようと航空券を探してみたところ、直前ということもあって、かなり高騰していました。いつも直前まで決断しきれない点は、僕の悪い癖です。

ならば3泊はどうかと、ダメ元で探してみたところ、ソラシドエアのチケットが数席残っていました。即座に航空券を抑えたのち、那覇での宿泊先も確保しました。そして「みんなの九州きっぷ」の決済も済ませ、残るはフェリーの切符だけになりました。

予定通りに行けば、マリックスラインの「クイーンコーラルプラス」で那覇を出ることになります。さっそく予約の電話を入れたいところですが、あいにく祝日ということもあって、コールセンターは開いておらず。

優柔不断な悪い癖で、フェリーの予約を入れないまま、出発当日の朝を迎えました。この日も祝日のため、フェリーの予約はできません。おそらく2日目、那覇港で直接予約を入れることになるでしょう。本来ならばハイリスクな方法ですが、今のご時世なら何とかなるでしょう。

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▲臨時特急「かわせみ やませみ92号」「しんぺい92号」とすれ違い
なんでこのタイミングで窓の汚れにピントが合うんかーい!!


初日は福岡空港を13時35分に出発する、ソラシドエア6J99便で那覇に向かいます。国内線ということで時間に余裕があるため、出発時間も遅めです。

電車で博多駅に向かう最中、ふと古賀駅付近で臨時「かわせみ やませみ・しんぺい92号」とすれ違うと知り、カメラを構えるも失敗しました。ああ、先が思いやられる・・・。

博多駅前のヨドバシで128GのSDXCカードを買い、動画機材に装着してから福岡空港に向かいます。今回は今後の活動を見据えて、動画も沢山録る予定です。空港には12時ごろに到着。

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▲昼食は恒例の福岡空港フードコートで

さっそくチェックイン機械で手続きを進めてみると、指定できる座席がもう「ド真ん中(B・E席)」しか残っていません。それだけ沖縄に行く人が多いということです。一時はどうなるかと思いましたが、だいぶ客足が戻ってきましたね。

続いてはお昼ごはんタイムです。毎度恒例のスーラー麺まくりで、辛くない完熟トマ玉麺を注文しました。この日は若干暑く、どうも辛い物を食べたい気分ではありません。

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▲スーラー麺まくりの完熟トマ玉麺をいただく
あっさりとしたうまみ&酸味が嬉しいメニューだ


注文した完熟トマ玉麺は、見た目こそスーラー麺のようですが、トロミも辛さもありません。トマトの酸味が効いて、細麺によく合うメニューでした。おまけに卵のふんわりとした食感と、優しい甘さもたまりません。これを注文して大正解でした。

食事に満足したところで荷物検査に進み、余裕をもって出発ロビーに入りました。6月よりもはるかに利用者が増え、いつもの空港らしさが戻ってきたような気がします。もっとも、「マスクの弾幕」から目を背けたらの話ですが。

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▲ソラシドエア6J99便で沖縄那覇空港へ

やがて那覇行きの搭乗時間になりました。チケットの通り中央席につくと、通路側の男性が

 「窓際の女性が知り合いだから席を変わってほしい」

と声をかけてきました。真ん中ほど窮屈な空間はありませんから、即座に快諾。はれて中央席から解放されました。

飛行機が離陸しようという頃、窓際の女性はシャッターを下ろしてしまいました。どうやら窓の外に関心がないようです。

 「なんだったら、俺が窓際に座りたかったよ!」

・・・と心の中で思いつつ、せめてエンジン音だけはと録音ボタンを押しました。安定飛行に入ってからも、女性はシャッターを下ろしたまま、今度は本を読みだしました。くうう・・・。

ソラシドエアは新興航空会社とはいえ、れっきとしたレガシーキャリア。モニターこそありませんが、ドリンクサービスはついているし、足元には幾分か余裕があります。サービスのりんごジュースを飲み終えた後は、空港到着まで体力チャージをと仮眠につきました。

やがて飛行機は着陸態勢に入り、沖縄本島が見えてきました。本島の南東沖で右に旋回して、それから那覇空港にアプローチします。6月に来たときと変わらず、北向きに着陸しました。前回と違うのは、全然雨が降っていないということです。

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▲沖映通りにはゴルビーの手形が

預けておいた荷物を受け取り、さっと空港を後にしました。

これから那覇のゲストハウスに行く前に、やることがあります。小禄のイオンモールでかりゆしウェアを1着だけ買い、それから近くにあるダイソーでタオルを購入しました。今回、ゲストハウスとフェリーを使う関係で、タオルは必須グッズなのですが、不覚にも忘れてきました。

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▲3晩の宿「ロハスヴィラ」に到着

若干タイムロスにはなりましたが、予定通りの17時ごろ、那覇中心部にあるゲストハウス「ロハスヴィラ」に到着しました。チェックインを済ませて部屋に入ると、腕を広げた分の幅しかない、まさに秘密基地ともいうべき狭い寝床がありました。

ふと、クアラルンプールの安宿を思い出しましたが、冷房と窓があるだけでも全然違います。これで1泊1200円だから文句は言えません。むしろ、押し入れの中に秘密基地を作った「あの頃」を思い出し、ふと懐かしくなりました。

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▲大柄な俺には狭すぎる・・・でも秘密基地っぽいからいいや

とりあえず荷物を置いて、夕暮れ時の街中に出ました。ゆいレールを撮りながら、向かう先は奥武山公園です。小禄からロハスヴィラに向かう途中、モノレールの窓から「最強食堂」と書かれた看板に目が行きました。

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▲夕食はモノレールから見えた「最強食堂」へ
だって名前が気になるんだモン!


あの豪快な看板から、ガッツリ系食堂をイメージしたのは言うまでもありません。調べてみると、なんでも沖縄を代表するご当地食堂チェーンとのこと。よし、今晩の夕食はここにするぞ!

ということで、奥武山公園駅の近くにある「最強食堂 那覇大橋店」にやってきました。店に入ると食券があって、それを厨房のおばちゃんに渡す仕組みになっています。沖縄の大衆食堂はこういうパターンが多いですね。学食を思い出して懐かしいです。

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▲チキン南蛮定食でガッツリ夕食!まさに最強メニュー!!

待つこと10分。注文していたチキン南蛮定食が到着しました!見た目は「最強」の名に恥じない、まさにガッツリ系の豪快な定食です。味付けもエッジが効いてて、かつおふくろの味を感じさせます。すっかり満腹になったところで、奥武山公園駅に戻りました。

すでに、那覇空港駅でゆいレール一日乗車券を購入済みです。これを活用して今晩と翌朝、ゆいレールの乗車・撮影を進めたいと思っています。なんたって、前回は雨ばかりで消化不良でしたからね。てだこ浦西まで往復してから、この日の散策を終えることに。

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▲てだこ浦西までゆいレールで往復する

2日目は安里にある「琉Qレンタサイクル」で、自転車をレンタルしようと思います。予約制になっているので、タブレットでミニベロの予約を入れ、これにて翌日の行動プランは確定しました。

翌朝はちょっとハードな一日になりそうですよ。夜更かしするわけにはいきません。さっとシャワーを浴びてから、早々と寝床に入りました。
~つづく~

撮影日:2020年9月22日
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