小峰城(福島県白河市)―東日本大震災から甦った名城

2011年3月11日に起きた東日本大震災では、多くの建造物が被害を受けました。福島県といえば原発事故による土壌汚染が問題になりましたが、その一方で、地震による被害も多く確認されました。

今回訪れた白河小峰城もその一つで、石垣等が崩落するなどの被害を受けましたが、2015年に修復・復興が終わりました。一帯は城山公園として整備されており、散策しながら城跡を見て回れるそうです。

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今回はJR白河駅を起点に、城山公園まで歩いてみました。駅ホームに立つと、もうすでに小峰城が見えるではありませんか!奥には復元された三重櫓も確認できます。

これにて小峰城がどこにあるのか、おおよその位置がわかりました。さっそく駅を出て歩き出しましょう。

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白河駅を出ると、さっそく小峰城の遺構を発見!地面から石垣が見え隠れしています。説明板によると、これら石垣は外堀の一部だったとのこと。発掘調査が行われたのち、上部2メートルを露出した状態で保存展示しています。

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東北本線のガードをくぐり、線路北側に出てきました。駅から歩いて10分ほどで、かつての小峰城「城山公園」に到着です。

旧二の丸は広々とした公園になっており、園内には芝生広場のほか、歴史資料館や土産物店が建てられています。古い建築物は戊辰戦争で消失しており、遺構は思ったよりも少なそうです。

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天守台の石垣が見えてきました。この上には復元された三重櫓がたっています。

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▲旧清水御門から三重櫓へ

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▲復元された三重櫓と前御門

今回は時間の都合上、前御門に来たところで引き返しましたが、無料で三重櫓を見学することもできます。木造で復元されているため、見ごたえは大いにありそうです。

以上、簡単ではありますが白河小峰城を見てきました。震災で被害を受けたとは思えないほど、園内は美しく整備されています。東北復興の息吹を感じつつ、晴天の小峰城を後にしました。

撮影日:2020年8月3日
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Comment

うさお

小峰城から熊本へ

みちのくへおいで頂きありがとうございます。
小峰城の石垣修復技術は、熊本城の石垣修復へと提供されました。
そんなつながりに、地震から新たな力を産もうとする、技術者のすばらしさに感動しています。
尚々私めの渇望は、コロナ収束後、サンシャイン瀬戸に乗車して金比羅詣でをする事でございます。

2020年10月18日(日)15:10
wra

wra

うさおさんへ

東北はいつ来てもいい場所です。
遠いからこそ、強い旅情を感じるせいでしょうか・・・。

熊本城は見るごとに姿を変えていて、修復が進んでいることを実感します。
復旧が待ち遠しいものですよ。

こんぴらさんは頂上からの眺めが凄くて、行って正解でしたよ!
昔の修学旅行生は、ああいった場所を散策していたのでしょうねぇ。

武漢熱云々に関しては、マスコミが過剰に不安を煽っている節がありますし、様子を見ながら旅を満喫してください。

2020年10月21日(水)23:52