自転車ミニベロで海中道路を駆け抜けろ!(沖縄県うるま市)

鉄軌道がない沖縄本島では、マイカーが幅を利かせています。地元民はもちろんのこと、観光客もレンタカーを利用して、観光地をめぐることが多いです。バス交通網も発達していますが、観光客が乗るにはいささかハードルが高いですし、運賃も安くありません。

そんな沖縄の移動手段で、僕がひそかに注目を集めているのがレンタサイクルです。那覇市内を観光する場合、ママチャリでも十分でしょうし、もう少し遠くまで行きたいという場合には、クロスバイクやミニベロが大活躍します。

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今回、那覇市内にある「琉Qレンタサイクル」でミニベロを借りて、うるま市にある海中道路まで行ってみました。結論から言うと、さすがに速度の出るミニベロとはいえ、一日で行ける距離としてはギリギリでした。

起伏の激しい本島中部を抜け、勝連半島の先端部までやってきました。勝連城を抜けると下り坂が続き、そのまま海沿いに至ります。ここから沖縄屈指の絶景ポイント、海中道路を進んでいきます。

この道路は沖縄本島と平安座島をつなぐ、3キロ近い土手道(県道10号伊計平良川線)です。左右を海に挟まれているため、青々としたオーシャンビューを愉しむことができます。キングタコスの店舗を過ぎると、ついにその全景が見えてきました!

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あいにく、名護方面から雨雲が迫ってきており、海中道路に入ると雨が降り出してきました。まだ小雨なので、なんとか無理やり進めそうです。

北側の風景は絶望的ですが、南側はまだ晴れています。

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▲海中道路に突入!

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よし、雨もいったん収まりましたし、ここで浜比嘉島を眺めてみましょう。

この島は本島から3キロ沖に浮かんでいますが、海中道路と浜比嘉大橋を通して、本島と道路でつながっています。新緑の島がライトブルーの海に映え、とても美しい眺めでした。

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さらに進むと、やがて大きな建物が見えてきました。海の駅「あやはし館」です。休憩施設や土産物店としての機能はもちろんのこと、レストランやシャワー施設を完備しているなど、レジャー向け施設としての側面もあります。

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10分ほど走ったでしょうか。対岸の平安座島に到着しました。雨はやんでいるものの、真っ黒な雨雲が目の前に迫っています。雨雲レーダーを見てみると、なんと、すぐ近くで大雨が降っているではありませんか!

本島側も雨雲に覆われており、ここから動いても動かなくても、間違いなく大雨に降られるという「詰み」の状態になりました。雨が降る前に、一刻も早く平安座島を出て、先ほどの「あやはし館」に逃げ込まなければなりません。

ミニベロを走らせ、あやはし館に着くとまもなく、凄まじい雨が降り出しました。もし思いとどまっていたら、間違いなくびしょ濡れになっていたところです。屋根のある場所に避難して、30分ほど雨をやり過ごしました。

雨が止んだ瞬間を見計らい、海中道路を離れます。もう少しゆっくり滞在する予定でしたが、まさかの雨で予定がメチャクチャです。何とも言えない消化不良感を覚えながら、海中道路を後にしました。

撮影日:2020年9月23日
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