山あり谷あり、湯煙あり!湯檜曽温泉街をめぐる(群馬県みなかみ町)

温泉好きにとって、旅先での温泉宿はまさに天国です。無理やりな行程ばかり組むのではなく、たまには温泉地で羽を伸ばすのも悪くありません。

さて、今回は群馬県最北部にある湯檜曽温泉に来ております。北から南に向かって、温泉街を散策したいと思います。それでは行きますよ!

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関越交通のゆびそ温泉バス停から、今回の散策スタートです。まずは歩き出す前に、バス停について詳しく見てみることに。

ここ湯檜曽温泉へのアクセスは、バスを含む車か鉄道のいずれかになります。そのうち鉄道のアクセスは良くありません。湯檜曽駅の発着本数は上下それぞれ5本(土休日は6本)しかなく、2~3時間に1本という有様です。

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本数の少ない上越線とは対照的に、路線バスはおおよそ毎時1本が確保されています。

もし電車がない時間帯であっても、水上駅からバスでの到達が可能です。また、発着バスの大半が上毛高原駅まで直通します。これなら、新幹線利用者も安心して利用できますね。

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国道291号線に沿って進むと、やがて左手に神社が見えてきました。その名も朝日神社という、河童伝説ゆかりの場所です。

境内にある「カッパ柳」には、河童に教わった秘薬の原料だったという伝承が残っています。これまで日本各地を旅してきましたが、各地に河童伝説が存在します。個人的にはカワウソがいた名残だと思っています。

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▲朝日神社を正面から眺めて

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▲庚申塚

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▲朝日神社の社殿

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朝日神社の前には、「上越南線殉死者供養塔」があります。

今回は時間の都合により省きましたが、朝日神社から伸びる山道を進むと、旧湯檜曽駅跡地に至ります。すぐ頭上を上越線のループ線が通っているのです。

水上から越後中里までの区間は、とくに険しい環境を通っています。建設に際して、多くの困難が生じたでしょう。先人たちの苦労を思い浮かべつつ、先へと進みます。

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朝日神社を過ぎると、建物が見えてきました。ここからしばらくの間、温泉街の中を通っていきます。街といっても小さなもので、山と渓流に抱かれた、秘境の雰囲気を持っている場所です。

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温泉地で欠かせないものと云えば薬師堂です。赤い屋根の立派なお堂がありました。

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さらに進むと、今どきの温泉地によくある「足湯」がありました。とくに冬場は、多くの観光客で賑わうことでしょう。このときはお湯がなく、ひっそりと静まり返っていました。

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別府や和倉温泉のように、豪華な旅館が軒を連ね、多くの観光客で賑わう場所も旅情があって良いものです。しかし、一方でひっそりとした秘境感のある温泉街もまた、魅力があることを忘れてはいけません。

湯檜曽温泉に入って散策して、すっかり心が洗われたような心地がしました。ときおり電車が走る他は、天然のBGMしか聞こえてきません。思う存分に大自然のエネルギーを取り込んだところで、湯檜曽温泉を後にしました。

撮影日:2020年8月7日
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