ブログヘッダー画像
(当ブログにはプロモーションが含まれています)

住吉神社(長崎県対馬市厳原町)―崩れかけた鳥居が建つ港の社

対馬の中心部・厳原の港沿いを歩いていると、ふと気になる一角を見つけました。

家と家の間に見えるのは、どうみても石の階段です。雰囲気からして、その先に神社があるのは一目瞭然でした。現地の宗教事情を垣間見るべく、石段を進んでみました。

対馬市厳原町に鎮座する住吉神社

民家の隙間を抜けると、その裏手にあったのは一基の水盤と崩れかけた石段でした。あまり通る人がいないのか、かなり草生していますし、細い水道管が石段を横切っています。

対馬市厳原町に鎮座する住吉神社

滑落しないように気をつけて進むと、やがて鳥居が見えてきました。貫の一部が欠落しているなど、状態は決して良くありません。扁額に「住吉神社」と刻まれていることで、この神社の名前が分かりました。

対馬市厳原町に鎮座する住吉神社

荒れた参道をさらに進むと、二つ目の鳥居がありました。その奥には小さな社殿が鎮座しています。境内の一番奥までやってきました。

対馬市厳原町に鎮座する住吉神社

二の鳥居も状態が悪く、笠木・貫の一部が欠落しています。地面近くに目をやると、崩れた鳥居の一部が転がっていました。一の鳥居がコンクリ製だったのに対し、こちらはいかにも古そうな石造りです。

対馬市厳原町に鎮座する住吉神社

他にめぼしいものはないかと思い、地面をかき分けてみました。すると、薄汚れた瓦が転がっていました。「真空瓦 兼幸丸 No.2」と刻まれています。どういった用途で使用されていたものでしょうか?

対馬市厳原町に鎮座する住吉神社

最後にもう一つ、土に埋もれながら一基の碑文が建っていました。その正体は1930年代に建立された、「住吉神社修繕工事記念碑」でした。

昭和五年七月吉日

住吉神社修繕工事

発起者 在郷軍人大手橋班
後援者 厳原青年団第四班

(以下人名につき略)


撮影日:2020年11月23日
関連記事
神社

COMMENT