【旅行記】フェリーげんかいで行く対馬2泊4日の旅 2日目(2)―厳原チャリンコめぐり
比田勝からバスに揺られること2時間半、対馬の中心地・厳原に到着しました。
これから最終日までの間を、ここ厳原で過ごすことになりますが、まずは基本のきから知っておこうと、自分の足で散策することから始めました。バス停のある「ふれあい処つしま」から市街地を通って、まずはフェリーが発着する厳原港に向かいます。

▲「ふれあい処つしま」の目の前にある祠

▲『男はつらいよ』に登場した対馬醤油江口
やがて川沿いに出てきました。この辺りが厳原の歓楽街らしく、小さな飲み屋が建ち並んでいます。また、川沿い東岸の道は国道382号線に指定されていますが、やや狭い1.5車線になっていました。

▲若槻長三郎翁之碑

▲フェリーターミナル前にある国道382号線おにぎり
フェリーターミナルが近づいてきたところで、ついに382号線のおにぎりとご対面!しっかりと撮影してから、さらに進んでいきます。これからRORO船を運航している、壱岐・対馬フェリーの乗船場まで行ってみることに。

▲「フェリーつばさ」が停泊する壱岐・対馬フェリー発着所にて
フェリーターミナルを越えてさらに進むと、右手に建設中の新ターミナルが見えました。その少し奥に停泊していたのは紛れもない、壱岐・対馬フェリーの「フェリーつばさ」です。

▲博多と壱岐・対馬を結ぶRORO船「フェリーつばさ」
その乗船場は小さく、入口にはプレハブ小屋の事務所が建っていました。
ついでに対州フェリーの乗船場も見てきましたが、その規模はさらに小さく、どこに事務所があるかも分からないほどです。対州フェリーの「フェリーたいしゅう」は早朝出発するため、この日は見られずじまいでした。

▲建設中の厳原港新フェリーターミナル

▲厳原港ターミナルビル

▲漁船と厳原の街並み
再び厳原中心部に戻ってきたところで、時計を見ると12時を過ぎていました。そろそろ昼食にしようと思い、とりあえずショッピングモール「ティアラ」に入ります。

▲対馬最大の商業施設「ティアラ」で昼食(マスコットの「ティアにゃん」入り)
ティアラ内部は離島の商業施設とは思えないほどの充実ぶりで、スーパーマーケットのほか、アパレル店や飲食店も入居しています。その中に定食を出す居酒屋を見つけ、そこで昼食をとることに決めました。

▲居酒屋でチキン南蛮の昼食
今回入店したのは「博多一番どり居酒屋あらい 厳原店」。入りやすい雰囲気だったので、対馬滞在中、ここで3回も食事することになりました。

▲厳原港に到着する九州郵船「ヴィーナス2」
食事を終えたら、続いてはレンタサイクルで厳原を縦横無尽にめぐります。自転車は「ふれあい処つしま」でレンタル可能です。まずは久田地区にある「お船江跡」を目指します。
海沿いの道に出ると、おりしもヴィーナス2が入港するところでした。すかさず写真に収めておきます。曇りなのが残念・・・。

▲長崎県道24号線のヘキサ
厳原から久田まではかなり近く、ものの10分でたどり着きました。お船江跡の場所が分かったので、近くまで行ける場所を探し、集落内をさらに進みます。

▲久田地区にいた甘えん坊の黒猫おじさん
集落内を進むと、大きな黒猫を見つけました。こちらをじっと見ています。自転車を降りてしゃがむと、か細い声で近づいてきました。かなりのおじさん猫でしたが、若い猫のようにグイグイ甘えてきます。

▲久田地区に残る対馬藩のドック「お船江跡」
10分ほど黒猫おじさんに相手をしてもらい、ついで「お船江跡」に近づいてみました。
石積みをじっくり観察しようと思いましたが、ここで見えてしまいました。すぐ目の前に大型観光バスを!老人ツアー団体がぞろぞろ出てきます。結構がやがやと騒がしく、思わずゲンナリしてしまいました。さっと撮影してから「お船江跡」を後にします。

▲ママチャリで厳原中心部を北上
普段、クロスバイクを使っている身からすると、久々のママチャリは重く感じられます。ペダルを踏みしめながら、今度は厳原市街地の北側に行ってみました。市街地北部には旧武家屋敷が広がっています。

▲金石城址に到着!
そのまま鶏知まで行ってみるつもりでしたが、意外にも遠いことが分かったので断念。金石城がある厳原中心部に戻ります。およそ3時間のサイクリングでした。

▲夕暮れの厳原市街地
そろそろチェックインの時間です。今回予約した「ホテル対馬」に向かいます。
さっそくフロントに行くと、スタッフは事務室にいるようでした。声をかけましたが、いっこうに反応はありません。でもすぐ奥にいますよね?
僕はこの時、「すいません」と一声かけました。このすぐ後に、事務所から聞こえてきた言葉に耳を疑いました。そんなこと、ホテル従業員が言うものかと。
「すいませんじゃないだろ・・・」
間違いなくそう聞こえました。これだけでも腹立たしいですが、早くひと眠りしたい僕には、チェックインがまず最優先でした。声の主はおそらく部長クラスのはず。あまりモンスター客のような振る舞いはしたくありませんが、とても客に対する態度ではありません。
応対してくれた若いスタッフはまともでしたが、あの一言がいつまでも耳に残ったまま、僕は部屋に向かいました。
ちなみに今回、楽天トラベルで朝食つきのプランを予約しましたが、チェックインに際して食事の案内は聞いていませんし、食券も渡されていません。これは一体どういうことでしょうか?

▲ツシマヤマネコ交通事故ゼロ記録なんて看板もある
前日あまり眠れたいないのに加え、一日中動き回ったこともあって、かなり疲れています。部屋に入ってソファにへたり込んだ僕は、そのまま1時間も眠ってしまいました。
まもなく日没という頃、目を覚まして夕食の買い出しに出かけました。今回はティアラ内のスーパーで弁当を買います。ここでさっそく、Go Toトラベルキャンペーンの特典「1000円クーポン」が役に立ちました。

▲ホテル対馬のバスルームには注意!段差につまづかないように
これにて一日の活動は終了です。あとは部屋に戻って弁当を食べ、日本シリーズで戦うホークスを応援するだけ!見事、巨人に快勝したホークスをテレビの前で祝福して、ようやく眠りにつきました。
にしても何だよこのホテル・・・。
撮影日:2020年11月21日
これから最終日までの間を、ここ厳原で過ごすことになりますが、まずは基本のきから知っておこうと、自分の足で散策することから始めました。バス停のある「ふれあい処つしま」から市街地を通って、まずはフェリーが発着する厳原港に向かいます。
厳原港まで歩いてみた

▲「ふれあい処つしま」の目の前にある祠

▲『男はつらいよ』に登場した対馬醤油江口
やがて川沿いに出てきました。この辺りが厳原の歓楽街らしく、小さな飲み屋が建ち並んでいます。また、川沿い東岸の道は国道382号線に指定されていますが、やや狭い1.5車線になっていました。

▲若槻長三郎翁之碑

▲フェリーターミナル前にある国道382号線おにぎり
フェリーターミナルが近づいてきたところで、ついに382号線のおにぎりとご対面!しっかりと撮影してから、さらに進んでいきます。これからRORO船を運航している、壱岐・対馬フェリーの乗船場まで行ってみることに。

▲「フェリーつばさ」が停泊する壱岐・対馬フェリー発着所にて
フェリーターミナルを越えてさらに進むと、右手に建設中の新ターミナルが見えました。その少し奥に停泊していたのは紛れもない、壱岐・対馬フェリーの「フェリーつばさ」です。

▲博多と壱岐・対馬を結ぶRORO船「フェリーつばさ」
その乗船場は小さく、入口にはプレハブ小屋の事務所が建っていました。
ついでに対州フェリーの乗船場も見てきましたが、その規模はさらに小さく、どこに事務所があるかも分からないほどです。対州フェリーの「フェリーたいしゅう」は早朝出発するため、この日は見られずじまいでした。

▲建設中の厳原港新フェリーターミナル

▲厳原港ターミナルビル

▲漁船と厳原の街並み
厳原滞在ではティアラが役に立つ
再び厳原中心部に戻ってきたところで、時計を見ると12時を過ぎていました。そろそろ昼食にしようと思い、とりあえずショッピングモール「ティアラ」に入ります。

▲対馬最大の商業施設「ティアラ」で昼食(マスコットの「ティアにゃん」入り)
ティアラ内部は離島の商業施設とは思えないほどの充実ぶりで、スーパーマーケットのほか、アパレル店や飲食店も入居しています。その中に定食を出す居酒屋を見つけ、そこで昼食をとることに決めました。

▲居酒屋でチキン南蛮の昼食
今回入店したのは「博多一番どり居酒屋あらい 厳原店」。入りやすい雰囲気だったので、対馬滞在中、ここで3回も食事することになりました。
レンタサイクルで厳原めぐり

▲厳原港に到着する九州郵船「ヴィーナス2」
食事を終えたら、続いてはレンタサイクルで厳原を縦横無尽にめぐります。自転車は「ふれあい処つしま」でレンタル可能です。まずは久田地区にある「お船江跡」を目指します。
海沿いの道に出ると、おりしもヴィーナス2が入港するところでした。すかさず写真に収めておきます。曇りなのが残念・・・。

▲長崎県道24号線のヘキサ
厳原から久田まではかなり近く、ものの10分でたどり着きました。お船江跡の場所が分かったので、近くまで行ける場所を探し、集落内をさらに進みます。

▲久田地区にいた甘えん坊の黒猫おじさん
集落内を進むと、大きな黒猫を見つけました。こちらをじっと見ています。自転車を降りてしゃがむと、か細い声で近づいてきました。かなりのおじさん猫でしたが、若い猫のようにグイグイ甘えてきます。

▲久田地区に残る対馬藩のドック「お船江跡」
10分ほど黒猫おじさんに相手をしてもらい、ついで「お船江跡」に近づいてみました。
石積みをじっくり観察しようと思いましたが、ここで見えてしまいました。すぐ目の前に大型観光バスを!老人ツアー団体がぞろぞろ出てきます。結構がやがやと騒がしく、思わずゲンナリしてしまいました。さっと撮影してから「お船江跡」を後にします。

▲ママチャリで厳原中心部を北上
普段、クロスバイクを使っている身からすると、久々のママチャリは重く感じられます。ペダルを踏みしめながら、今度は厳原市街地の北側に行ってみました。市街地北部には旧武家屋敷が広がっています。

▲金石城址に到着!
そのまま鶏知まで行ってみるつもりでしたが、意外にも遠いことが分かったので断念。金石城がある厳原中心部に戻ります。およそ3時間のサイクリングでした。

▲夕暮れの厳原市街地
ホテル事務室から聞こえてきたとんでもない言葉
そろそろチェックインの時間です。今回予約した「ホテル対馬」に向かいます。
さっそくフロントに行くと、スタッフは事務室にいるようでした。声をかけましたが、いっこうに反応はありません。でもすぐ奥にいますよね?
僕はこの時、「すいません」と一声かけました。このすぐ後に、事務所から聞こえてきた言葉に耳を疑いました。そんなこと、ホテル従業員が言うものかと。
「すいませんじゃないだろ・・・」
間違いなくそう聞こえました。これだけでも腹立たしいですが、早くひと眠りしたい僕には、チェックインがまず最優先でした。声の主はおそらく部長クラスのはず。あまりモンスター客のような振る舞いはしたくありませんが、とても客に対する態度ではありません。
応対してくれた若いスタッフはまともでしたが、あの一言がいつまでも耳に残ったまま、僕は部屋に向かいました。
ちなみに今回、楽天トラベルで朝食つきのプランを予約しましたが、チェックインに際して食事の案内は聞いていませんし、食券も渡されていません。これは一体どういうことでしょうか?

▲ツシマヤマネコ交通事故ゼロ記録なんて看板もある
前日あまり眠れたいないのに加え、一日中動き回ったこともあって、かなり疲れています。部屋に入ってソファにへたり込んだ僕は、そのまま1時間も眠ってしまいました。
まもなく日没という頃、目を覚まして夕食の買い出しに出かけました。今回はティアラ内のスーパーで弁当を買います。ここでさっそく、Go Toトラベルキャンペーンの特典「1000円クーポン」が役に立ちました。

▲ホテル対馬のバスルームには注意!段差につまづかないように
これにて一日の活動は終了です。あとは部屋に戻って弁当を食べ、日本シリーズで戦うホークスを応援するだけ!見事、巨人に快勝したホークスをテレビの前で祝福して、ようやく眠りにつきました。
にしても何だよこのホテル・・・。
撮影日:2020年11月21日
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