【施設紹介】アルピコ交通上高地線 新島々駅(長野県松本市)―山岳リゾート地への玄関口

山岳リゾート地への玄関口は、高原の澄んだ空気に包まれていました。

今回は長野県松本市東部にある、新島々駅をめぐります。所属路線はアルピコ交通上高地線、駅番号はAK-14。

「新島々」があるなら「島々」もあると思ったあなた、大正解です!同駅はかつて、終点・島々駅の一つ手前にある中間駅でしたが、災害ため、島々駅が廃止(1985年)されて以降、この路線の終点になっています。

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▲新島々駅・バスターミナルを正面から眺めて

現在、新島々駅に課されている一番の使命は、「上高地行バスへの乗り継ぎ」と言っても良いでしょう。元々、島々駅がこの役目を担っていましたが、1966年に当時の赤松駅がその役割を引き継ぎ、新島々駅に改称されました。これが島々駅廃止の遠因になっています。

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▲国道側から新島々駅を眺めて

駅は国道158号線沿いに設置されています。駅前のバス乗り場を出たバスは、国道を西へと進み、目的地・上高地を目指すのです。

駅舎は山岳リゾート上高地への玄関口らしく、山奥のロッジを思わせるデザインになっています。旅情がかき立てられますね。

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▲新島々駅に停車中の3000形

ホームは1面2線の島式になっています。

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▲旧島々方面の線路上に留置されている3000形(3002F)

島々方面の廃線跡は、ほんの数十メートルだけ留置線として使われています。撮影時、ちょうど3002Fが留置されていました。

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▲駅の向かい側に再現された旧島々駅舎

最後に旧島々駅舎をご紹介して終わりたいと思います。この物件は新島々駅から国道を挟んで、向かい側の場所にあります。これは旧島々駅舎を再現したもので、かつては波田町観光案内所として使われていました。

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▲旧島々駅舎レプリカを改札側から眺めて

裏側にまわってみると、図面をもとに設計しただけに、改札側もちゃんと再現されていました。現在は人気がなく、周囲はひっそりと静まり返っています。

現在は使用停止されていますが、せっかく復元したものですから、何らかの形で活用されることを望むばかりです。

撮影日:2020年8月8日
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Comment

libertyrail

アルピコ交通(松本電鉄)上高地線は気になる路線で
長野県のローカル私鉄で乗ってみたいです。
3枚目の3000形の塗装いいですね。
沿線で撮り鉄するなら一番の標的にします。
終点の新島々駅の建物もよく旧駅舎の古びた建物や
パイプで組付けたラッチがいい味出してますが
中に入れないのが残念でしたね。


2021年02月07日(日)07:48
WRA

wra

libertyrailさんへ

松本電鉄時代からあまり変わっていない印象が強く、今のうちに制覇しようと思い往復しました。

時間の都合&疲れもあって通過しましたが、新村駅なんかメチャクチャ興味をそそりましたよ。
5000系が保存されていたころに途中下車したかった・・・。

2021年02月13日(土)23:29