フェリーげんかいを見ながら散策!上対馬・比田勝港をめぐる

2021年に退役が予定されている、九州郵船「フェリーげんかい」を撮影するため、対馬最北部の比田勝にやってきました。

これから比田勝の街をグルリとめぐりながら、一路比田勝バスターミナルを目指します。それまでの道中、フェリーが見える場所を見つけては、じゃんじゃん撮っていくつもりです。

IMG_3521.jpg
▲今回のスタート地点はコチラ!比田勝港ターミナルのちょうど対岸

比田勝港は入江の奥にあります。そのうち、九州郵船のターミナルがあるのは南側で、町の外れというやや残念な立地です。今回はその正反対にあたる、比田勝港の北側に来ています。

ここからフェリーげんかいを見ると、ちょうど船体の側面部が見えます。よし、ここをスタート地点にしましょう。

IMG_3519.jpg
▲九州郵船フェリーげんかいの側面部が見える

IMG_3522.jpg
▲神石三ツ石が鎮座する三ツ石神社

少し歩くと、赤鳥居が見えてきました。なんでも「三ツ石神社」というそうで、元寇の際に高麗軍を襲ったと伝わる石が安置されています。

神石三ツ石由来

文永十一年、蒙古艦船攻め来りし時、村人三所大権現神に祈れば、荒神権現山の中腹より神石三ツ飛出し来りて、異賊船を打砕き給ひて、浦合の村人を助け給うた神石である。この碑より東四米の地に鎮座給いしも、港湾工事のため神石地中の埋りしに、この地に神霊碑を奉建さる。この神石は地区村人を御守護賜った神霊力伝継の神石であるので、地区住民は永久に神恩を忘れてはならない。

この神石を汚したり傷つけたり埋たり、神石の上を人や車を通せば、災禍事あり。願あくば皆様、神石をよごさぬよう周辺は清潔にし、碑よりマンホール間、埋りし神石の上を人や車を通さぬようご協力願います。

西泊区

IMG_3524.jpg
▲山腹に赤鳥居が見える

次第に家の数が増えてきました。このあたりが比田勝の中心地でしょうか。周囲には商店も多く、その多くがハングル表記を掲示しています。いかに韓国からのインバウンドに依存してきたか、まざまざと見せつけられました。

IMG_3525.jpg
フェリーげんかいの船体が迫ってきた

歩くごとに、フェリーげんかいの船影が大きくなってきました。まあ確かに迫力はありますが、意外と小さいフェリーなんですよね。客室なんてほんのチョットだけですし。

はたして、後継のフェリーはどれぐらいの規模を誇るのでしょうか。一応1100トンですから、船内設備は印通寺航路と同じぐらいかな?

IMG_3526.jpg
▲朝の光とフェリーげんかい

IMG_3527.jpg
▲様々な角度からフェリーげんかいを撮影できた

IMG_3528.jpg
▲左から、海上保安庁「はまゆき」、同「あきぐも」

比田勝の中心部が近づくにつれ、観光客向けの施設が増えてきました。やはり韓国人がメインターゲットらしく、どこもハングルだらけです。

IMG_3529.jpg
▲比田勝港国際ターミナルは中心部にある
(なんで九州郵船のターミナルは遠いんだよ・・・)


ハングルが増えたということはつまり、国際ターミナルが近くにあるということ!やはり思った通りでした。やけに立派なターミナルビルが、目の前にデンと鎮座しています。



インバウンドが消滅状態にある今日、当然ながらターミナルは閉鎖状態になっていました。九州郵船のターミナルがあんな遠くにある傍らで、中心部には使われない国際ターミナルが、こうして用をなさないまま存在します。






IMG_3530.jpg
▲比田勝の丘に延びる赤鳥居の列

IMG_3531.jpg
▲旧上対馬町役場

おや、いつの間にか国道382号線に入ったようです。ここから対馬を南北に貫く、国道に沿って進んでいきます。





IMG_3534.jpg
▲比田勝バスターミナルに到着

やや内陸部に入ったところで、対馬交通の比田勝バスターミナルに到着。発着本数は少ないですが、対馬交通の花形路線ということもあり、立派な営業所と車庫を併設しています。





IMG_3545.jpg
▲対馬交通の貸し切りバス

スタート地点からここまで、歩いて40分程度かかりました。それほど大きな町ではないので、2時間もあればくまなく散策できると思います。

対馬の中心部から遠く離れていますが、景色が良いので行く価値はありますよ!厳原からバスで行く際には、フリー乗車券を忘れずに買いましょう。

撮影日:2020年11月21日
関連記事
神社フェリー

Comment