金刀比羅神社(長崎県対馬市厳原町)―港町の高台にある社

対馬をめぐるうちに、この島にはたくさん神社があることに気づきました。

島の玄関口にして中心部の厳原も、例外ではありません。街中を歩いていると、ちょっとした小道があって、そこを進むとたちまち鳥居が見えてくるのですから。今回は厳原の中心部に近い、金刀比羅神社をめぐります。

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▲金刀比羅神社の入口・一の鳥居

その入口はスナックや居酒屋が密集する歓楽街にありました。こじんまりとしていますが、清掃が行き届いているらしく、参道は全然荒れていません。

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▲二の鳥居

石造物の多い参道を上ると、続いて二の鳥居が見えてきました。海運の守り神だけはあって、奉納者が多いのでしょう。とにかく石灯篭がたくさん立ち並んでいます。

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▲金刀比羅神社の狛犬

二の鳥居をくぐると、ほどなくして社殿が見えてきました。その前には一対の狛犬と石柱が鎮座しています。

狛犬の形状は全体的に細めで、よく見ると小さな角が生えていました。まあ角が生えている分にはよくあることですが、ここまで小さいと毛に見えて一種の可愛さがあります。たまねぎ頭とでもいうべきでしょうか。

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▲「圓峯山奥院寄進」の碑

構造物は石灯篭だけではありません。おそらく仏教寺院から寄進されたものでしょう。立派な石碑が鎮座していました。

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▲金刀比羅宮神社の社殿

たくさんの石造物を見ながら、ついに一番奥にある社殿に到着しました。周囲を木々に囲まれた空間ですが、管理が行き届いているのか、落ち葉はほとんど見当たりません。港町ですから、「こんぴらさん」に対する思いはとりわけ強いと思います。

四国の本家こんぴらさんは長く険しい道のりで、汗だくの参拝になりましたが、こちらは距離が短くて、社殿まであっという間でした。こうして「体に優しいこんぴら参り」を終え、厳原の街に戻りました。

撮影日:2020年11月21日
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