【旅行記】サンライズ出雲&18きっぷの旅2021春 11日目―愛知に慣れ親しむ日

前日の疲れもあって、よく眠れました。

11日目は名古屋を拠点に、愛知県内をめぐります。青春18きっぷを使わない日だからこそ、私鉄を有効活用したいところ。はたして、行きたい場所全てに行けるでしょうか?



名古屋城と瀬戸線跡をぐるり


7時過ぎに起床した僕は、無料朝食を食べて8時ごろに店を出ました。この日は青春18きっぷを利用せず、名古屋近辺の散策に一日を費やします。まずは地下鉄を乗り継ぎ、名古屋城に向かいました。

IMG_5762.jpg
▲名古屋市役所

名古屋城といえば、外堀に名鉄瀬戸線が走っていたことを忘れてはいけません。まずは外堀沿いに歩き、かつての大津町~堀川駅間を散策します。

大津町駅の黒ずんだ階段の先には、不自然な空き地が広がっていました。お堀区間の路盤跡はおおむね残っていて、一部では木々が生い茂っているなど、廃止からの年月の長さを感じさせられます。

大通りをさらに進むと、ガントレットで有名な本町駅跡が見えてきました。橋のすぐ横には、駅に続く切通しの通路が、そのままの状態で残っています。大津町から堀川までの道のりは短く、ものの15分で着いてしまいました。ここにもやはり、不自然な空き地が広がっています。

IMG_5774.jpg
▲しゃちほこのない名古屋城と加藤清正像

IMG_5777.jpg
▲篠島の矢穴石

IMG_5778.jpg
▲桜満開の名古屋城を進む

廃線跡めぐりの次は、名古屋城を簡単に散策します。あいにく名物「しゃちほこ」は修復のため外され、天守閣はイレギュラーな姿を見せていました。築城に貢献した加藤清正の銅像を抜けて、城の中心部へ。

天守閣への入口にはテントが設けられ、マスク・検温検問になっていました。面倒なので引き返して、地下鉄市役所駅に向かいます。

IMG_5782.jpg
▲名古屋城の石垣

ガイドウェイバス&リニモに乗る



続いては名古屋ガイドウェイバス「ゆとりーとライン」に乗るため、名港線で大曽根駅に移動しました。新交通システムと同じ軌道敷を、路線バスが60キロで駆け抜けるという、日本では珍しいシステムの交通機関です。

ゆとりーとライン大曽根駅に入ると、見た目は鉄道駅ながら、バスが停車しているという奇妙な空間が広がっていました。これから後部座席に陣取り、小幡緑地の二つ先にある竜泉寺バス停を目指します。

IMG_5792.jpg
▲ゆとりーとラインを往復する

乗り込んだバスはエンジン音も高らかに、名古屋市街地を見下ろしながら、グングン進んでいきます。東海交通事業城北線もこのような雰囲気なのでしょうか。乗り心地はそのまんま、新交通システムのゴムタイヤ電車です。竜泉寺から歩いて小幡緑地に向かい、そこからもと来た道を戻りました。

IMG_5801.jpg
▲地下鉄東山線で藤が丘へ

大曽根駅から地下鉄を乗り継いで、東山線の終点・藤が丘を目指します。浮上式鉄道リニモで一路、愛知万博会場跡を活用した「モリコロパーク」に行ってみました。ちょうどお昼時ですし、藤が丘で何か食べておきましょうか。

IMG_5803.jpg
▲東山線で増殖中のN1000形

IMG_5807.jpg
▲東山線「平成の主力」5050形

IMG_5809.jpg
▲藤が丘駅に到着

思った以上に、藤が丘駅が立派すぎてビックリ。これなら食事処は多いでしょう。

名古屋らしい食べ物がないか探していると、あんかけスパの有名チェーン「あんかけ家」が、駅のすぐ横にあることを知りました。カウンター席に腰かけ、オーソドックスなあんかけスパを注文。

IMG_5812.jpg
▲名古屋のご当地グルメチェーン「あんかけ家」でランチ

IMG_5811.jpg
▲オーソドックスなあんかけスパを注文

個人的にあんかけスパと聞いて、薄めの味付けをイメージしていましたが、結構味がしっかりしているじゃないですか。メニューの種類も多そうですし、次回は別メニューにも挑戦しようと思いました。名古屋メシに満足したところで、地下にあるリニモ乗り場に向かいます。

IMG_5818.jpg
▲リニモで八草に向かう

IMG_5824.jpg
▲意外と広いリニモ100形の車内

まずは終点八草まで乗りとおして、リニモがどういった乗り物か、知るところから始めました。さすがは浮上式というだけあって、一般的な鉄道よりも揺れが少なく、まさに快適そのものです。

IMG_5852.jpg
▲快適なリニモ車内で

次なる目的地モリコロパークは、八草の二つ手前が最寄り駅です。沿線からのリニモ撮影を兼ねて、一区間歩いてみることにしました。距離にして2キロ弱、モリコロパーク中心部までの距離を含むと、2キロ強も歩きました。毎度ながら、旅先ではよく歩く僕です。

IMG_5834.jpg
▲八草から歩いてモリコロパークへ

IMG_5837.jpg
▲リニモ車両基地

IMG_5850.jpg
▲愛・地球博記念公園「モリコロパーク」に到着

モリコロパークに入ると、濃いピンク色のハナモモが満開を迎えていました。園内は散歩をする来場者でにぎわい、マスクを除けば、まさに平穏そのものです。30分かけて散策したのち、リニモで八草駅に戻りました。

思い付きで知立に行ってみた


この日も名古屋に一泊します。そろそろ今晩の寝床を決めておきましょう。

ふと楽天トラベルを見ると、名古屋駅前のリブマックスが破格を提示していました。こりゃ下手すると、快活クラブの鍵付き個室12時間パックよりも安いんじゃない?たまには、快適なビジネスホテルにも泊まりたいもんです。よし、ここに決めた!

IMG_5859.jpg
▲愛知環状鉄道で新豊田方面へ

宿を決めたところで、次の目的地に向かいます。愛知環状鉄道に乗り換え、岡崎行の電車に乗りました。具体的な行先は決めていません。車窓風景を眺めつつ、半ば行き当たりばったりで考えようと思います。

IMG_5870.jpg
▲名鉄豊田市駅にて

列車が新豊田駅に着いたところで、名鉄三河線へのアプローチが頭をよぎりました。

日没まで残すところあと2時間。このまま順調にいけば、知立で日没を迎えるでしょう。よしきた、知立といえば人気ご当地キャラ「ちりゅっぴ」擁する町じゃないですか。なにか面白い物がないか、知立にも立ち寄っておきます。これで午後のプランは完璧!

新豊田駅で列車を降りて、駅前からペデストリアンデッキを進むと、すぐに名鉄豊田市駅が見えてきました。おお、こんなに乗り継ぎが便利だとは!あっさりと乗り換えを済ませ、知立行きの6000系でトヨタのおひざ元を離れます。

西日が窓から差し込んできたころ、列車は三河知立駅に到着しました。ここで一旦列車を降りて、知立市内を散策しながら、知立駅を目指したいと思います。

下調べによると、なんでも知立市役所に「ちりゅっぴポスト」があるとか云々。駅から若干離れていますが、歩いていけない距離ではありません。よし、行ってみましょうか。

IMG_5888.jpg
▲知立市役所前のちりゅっぴポストにて

名鉄線の高架工事が行われている関係で、線路沿いは工事現場と化していました。名鉄電車を撮影しながら市内を進み、知立市役所に到着。なんとか日没前に、ちりゅっぴポストまでやって来れました。余談ですが、直後に別デザインのちりゅっぴポストが、市内3か所に設置されたそうです。

最後は旧東海道に合流して、かつての池鯉鮒宿の情景を思い浮かべつつ、知立駅を目指します。歩くうちに空は暗くなり、今にも太陽が沈もうというころ、知立駅に到着しました。ちょうど高架工事のため、仮設駅舎が稼働しています。いずれ「知立要塞」がお目見えすることでしょう。

IMG_5902.jpg
▲高架工事中の知立駅にて

知立駅で20分程度撮影したのち、快速特急で名古屋に戻ります。1200系使用列車には大方1800系が増結され、昔とはずいぶん状況が変わっていました。変わっていないのは走行音ぐらいです。こうして名古屋周辺をめぐる一日は無事に終了。

この旅最初で最後のビジネスホテル


名古屋駅から歩いて10分の場所にスーパーを見つけました。そこで夕食の弁当を買ってからホテルに向かいます。一日中天気が良かったせいか、夜もそこそこ暖かくて、薄着でも十分快適に過ごせそうです。

IMG_5911.jpg
▲クジャックさんでおなじみ名鉄レジャック前にて

大通りをしばらく進むと、やがて聞き覚えのある建物が見えてきました。

名鉄レジャック

これってアレですよね?クジャック擁する施設じゃないですか。そりゃ~もちろん覚えてます。2019年の羽生で見せつけた、あのインパクトの強さよ!またレジャックさんに会える日を楽しみにしつつ、ホテルへの道を急ぎます。

IMG_5913.jpg
▲今晩の宿は「ホテルリブマックス名駅」

ホテルは名古屋駅から徒歩20分の場所にありました。簡単なチェックインを済ませたのち、久々のビジネスホテルに落ち着きました。

さて、翌日は静岡方面に上って、富士川から新幹線と富士山の競演を撮るつもりです。ところが、天気予報を見ると一日中雨とのこと。これでは何もできません。ならば北陸方面はどうかと思いましたが、なんと、日本列島くまなく雨でした。

もういい!

名古屋から動く気が失せました。
~つづく~

撮影日:2021年3月24日
関連記事
鉄道ゆるキャラホテル

Comment