ジブリの聖地巡礼といえばここ!『耳をすませば』の舞台を歩いた(東京都多摩市)

ジブリ作品は好きだけど青春モノは苦手な僕にとって、『耳をすませば』はなんとも複雑な作品です。

リアルな人物・風景描写に心惹かれる一方で、終盤の展開には感情移入できないのです。そらそうよ。なんたって少女漫画原作ですから、最後はやっぱりラブストーリー的展開になるわけです。

話せば長くなりますが、僕は普通の人が経験したような、多感で充実した青春時代を送っていません。思い出すたびに苦しくなる、怒りと悲しさに濡れきった10代でした。

30代という節目を前に、青春時代の苦痛は克服したい問題です。いつまでも、当時の幻影に悩まされていては、充実した人生など送れないでしょう。だからこそ、複雑な思いを抱いていた『耳をすませば』の世界を今一度、追体験しようと思い立ちました。

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▲小田急永山駅からスタート!

ということで、今回の聖地巡礼は小田急永山駅から始まります。ここから北上して住宅地に入り、舞台をめぐりながら京王聖蹟桜ヶ丘駅を目指そうというのです。距離にして約3キロといったところでしょうか。

まずは交通量の多い多摩市中心部を通り、都道157号線から「いろは坂通り」へ。ここから閑静な住宅地内に入っていきます。地名は多摩桜ケ丘とのこと。

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▲住宅地ど真ん中にある「地球屋ロータリー」
猫はいなかった


いろは坂通りを進むと、やがて広い一角に出てきました。今回の聖地第一号はここ!地球屋ロータリーです。僕と同じように聖地巡礼に来たのか、楽しそうに素顔で歩くご夫婦に出会いました。

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▲杉村玉砕神社こと金比羅宮

「杉村玉砕神社」こと金比羅宮も必見の聖地です。野球部の杉村が雫に告白して、壮絶な玉砕を遂げたことはご存じの通り。玉砕を恐れずに立ち向かった杉村に、ただただ敬意を示すばかりです。

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▲女子に好きなんて言えなかったし、言われもしなかった青春時代を思い出す
いやちがう、青春時代は都市伝説なんだ!


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▲物々しい「恋みくじ」

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▲いろは坂の階段を駆け下りる

杉村玉砕神社を抜け、いよいよ「いろは坂」の階段を下りていきます。劇中では、坂の途中に図書館がありましたね。あいにくの雨模様でしたが、晴れていれば絶景が待っていたことでしょう。

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▲大雨の跡が生々しい大栗川

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▲ラスカル仕様のマンホール

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▲「京玉線杉の宮駅」こと聖蹟桜ヶ丘駅に到着!

坂を下り終えると、あとはゴールまで一直線!賑やかな商業地帯を抜けて、「杉の宮駅 」のモデルになった聖蹟桜ヶ丘駅に到着しました。

今回はおよそ1時間かけて、小田急永山駅から京王聖蹟桜ヶ丘駅まで歩きとおしました。全体的に起伏が多く、場所によっては歩道が狭い箇所も多いため、歩く際には足元や車に気を付けましょう。聖地は広範囲に散らばっておらず、効率的に散策できます。

撮影日:2021年7月3日
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