【旅行記】秋の乗り放題パスで行くキャラ活旅 1日目―やっぱりキツイわ山陽本線

日本社会から活気が消えた今日、感染症対策ばかりが世を覆いつくしています。「感染拡大防止」の名の下で、経済・文化はないがしろにされ、2020年春以降、社会という社会は大きく停滞しました。

そんな中で、中止圧力に苦しめられたイベント産業が、ようやく復活の兆しを見せています。今回は日本各地で復活しつつあるイベントを見るため、1週間の旅程を組みました。

道中使用するのは、10月に販売されるJRの企画乗車券「秋の乗り放題パス」。青春18きっぷと同じルールで3日間、JR各線が乗り放題になるという乗車券です。1日あたりの運賃額は18きっぷよりも高いものの、安価で鉄道利用する分にはお得な切符といえましょう。

1週間の旅程中、いくつかのイベントに立ち寄る予定です。ご当地キャラクター(所謂ゆるキャラ®)が使用されるイベントに重点を置き、20年春以降、活用機会が少なかったマスコットに着目したいと思います。チェックポイントは以下の通り(括弧内は活用マスコット)。

  • 京都鉄道博物館(ウメテツ)
  • 彦根城(ひこにゃん)
  • イオン津店(ゴーちゃん・シロモチくん)
  • 東京スポーツスクエア(ミライトワ・ソメイティ)

2021年はその大半が緊急事態宣言中ということで、多くのイベントが中止を余儀なくされました。その影響でマスコットの活用機会は少なく、僕自身、3月にひこにゃんを見たっきり、マスコットの活用現場に遭遇していません。予定通りいけば、1週間で6体見ることができます。



遅めに出発した理由


初日の最終目的地は京都に決めています。「18きっぷルール」で始発から延々と乗り継いだ場合、沼津まで行くことができます(東郷駅出発の場合)。所要時間の都合上、わざわざ始発から乗り継ぐ必要はなく、あえて遅めの出発を選びました。10時ごろ、東郷駅を出発する小倉行きに乗車。

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▲東郷駅にて

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▲東郷駅にて

今回は新幹線でのワープをせず、えんえんと山陽本線を上がっていきます。これまで何度も経験してきましたが、所要時間の長さもあってハードな路線です。姫路に入れば「速くて快適な」新快速が待っています。それまでの間、各駅停車で地道に進むしかありません。

小倉駅で415系に乗り換え、九州を出ます。ここまでは所要時間も短く、東郷からあっという間でした。さて、問題はここからです。下関では115系の岩国行きが待っていました。4時間近い長距離移動が待っています。

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▲下関発岩国行き車内にて

この日の天気は良く、終始晴れやかな天気が続きました。このまま最終日まで、秋晴れが続くと良いのですが。そんな心配をよそに、黄色い電車は青々とした空の下、車体をきしませながら走り続けます。

スーパーおきの出発シーンを録ろう!新山口駅で小休止


新山口駅では20分近い停車時間がありました。時刻表を見ると、なんでも停車時間中に「スーパーおき」鳥取行きが出発するとのこと。時間つぶしにホームを移動して、出発シーンを収録することにしました。

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▲新山口駅にて

山口線ホームに移ると、キハ40系の近郊列車とキハ187系の鳥取行きが並んでいました。今や特急が走らない、一ローカル線と化した山陰本線益田以西とは対照的に、山口線は「事実上の山陰本線」として機能しています。

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▲スーパーおき鳥取行き



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▲新山口駅の顔出しパネル

出発までの間、山口線ホームを散策しました。D51の動輪が保存されているほか、小郡駅時代の「SLやまぐち号向け」駅名標が残存しています。ホーム上の見どころを見物しているうちに、スーパーおきの出発時間になりました。出発シーンを無事収録後、再び岩国行きに戻ります。

夜になってようやく道半ば


山と海ばかりの風景に飽きたころ、終点岩国駅に到着しました。すでに日は傾き、ホームには西日が射しています。ここで227系の白市行きに乗り換え、大野浦で糸崎行きに乗り換えました。

時間帯の関係で三原方面への直通列車がなく、大野浦での乗り換えを余儀なくされました。115系が広島地区でも使用されていた頃は、下関発岡山行きや、岩国発三石行きの長距離列車が、ごく当たり前のように走っていましたが、あれから10年がたち、今や短距離列車が幅を利かせています。

ようやく山口県を抜けましたが、広島県もけっこう長いのです。岩国から山を越えて糸崎に着くと、今度は115系が待っていました。223系風のクロスシートではなく、昔ながらのボックス席です。

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▲福山駅にて(117系・井原鉄道IRT355-09)

長距離移動に腰が痛くなりだした頃、福山に到着しました。向かい側のホームには、117系100番台のサンライナーが停車しています。すでに夜を迎え、暗闇に覆われていました。しかしまだ道半ば。この日の移動距離は、まだあと数百キロも残っています

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▲アート列車になったIRT355-09

ここで時刻表を見ました。このままオンボロ電車で岡山に行った場合、姫路行きが来るまで数十分の待ち時間があります。もしサンライナーに乗り換えたとしても、予定通り、姫路行きに間に合います。体への負担を抑えようと、福山でサンライナーに乗り換えました。

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▲岡山駅に到着した381系やくも



岡山駅に到着後、出雲市から来た381系やくもを撮影して、姫路行きに乗り換えます。車両は伯備線から来た115系3両でした。クロスシートに落ち着き、姫路到着までの間、寝不足を抑えるための睡眠時間に充てます。

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▲新見発姫路行き車内にて

姫路でようやく各駅停車から解放され、新快速での大移動が始まりました。目的地の京都はここからずいぶん離れていますが、特急並みの速さを誇る新快速なら、日付が変わる前に到達してくれるでしょう。

23時ごろ、列車は山科駅に到着。ここで列車を降りて駅前にある快活CLUBに入りました。膳所駅前の店舗に入る予定でしたが、あいにく満室状態ということで、急遽予定を変更した形です。まずはシャワーを浴びて、それからブースに落ち着きました。

~つづく~

撮影日:2021年10月15日

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