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富山地方鉄道16010形「アルプスエキスプレス」乗車記(新黒部→宇奈月温泉)

気が付くといつの間にか、ミトーカデザインの観光列車があちこちで走るようになりました。別に九州まで行かなくとも、あの独特なデザインやインテリアを見ることは可能です。

今回は富山地方鉄道16010形を改造した「アルプスエキスプレス」に乗って、北陸地方のミトーカデザイン事情を探ってみました。北陸新幹線に接続する新黒部駅から、本線の終点・宇奈月温泉までの乗車です。

新黒部駅に到着するアルプスエキスプレス
▲新黒部駅に到着する16010形「アルプスエキスプレス」

見た目はまんま、元西武5000系のレッドアローに他なりませんが、車体に刻まれた「あのレタリング」が特別感を醸し出しています。地鉄では一般的な2両編成ではなく、中間車を連結した3両です。

富山地方鉄道16010形車内
▲アルプスエキスプレス運転台後方部

先頭車両(1号車)から車内に入りました。これから最後尾(3号車)を目指し、車内を順に巡っていきます。

元が有料特急向けの電車ということもあって、富山での運行スタイルに合わせた改造を受けました。デッキと客室の仕切りは撤去され、運転席背後には運賃箱・運賃表示器が設置されています。

富山地方鉄道16010形車内
▲アルプスエキスプレス1・3号車

客室にはかつてのリクライニングシートが並んでいます。座席の向きは不規則的のようでした。モケット柄もミトーカデザインということで、座席だけ見れば、JR九州の485系を彷彿させるものがあります。

富山地方鉄道16010形車内
▲リクライニング席が残っている
モケット柄のせいかJR九州の観光列車をほうふつとさせる


富山地方鉄道16010形車内
▲トイレ

富山地方鉄道16010形車内
▲種車の面影がほぼ残っていない2号車

続いて2号車に入ると、あまりの変わりように驚きました。

中央部にはカウンター席が置かれ、ボックス席・ソファ席、さらには客室乗務員が使用するカウンターも用意されています。雰囲気はまさにJR九州のD&S列車!西武時代の面影は一切残っていません。

富山地方鉄道16010形車内
▲2号車のカウンタースペース
運用によっては乗務員スペースになるのだろう


宇奈月温泉駅で並ぶ元西武5000系レッドアロー
▲宇奈月温泉駅に到着
16010形の未更新編成と並ぶ


走り自体はまんま16010形で、485系譲りのMT54モーターを搭載しています。曲線区間の多い本線末端部ということもあり、ゆっくりした走りを続けながら、約25分かけて終点・宇奈月温泉に到達しました。

撮影日:2021年12月11日
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COMMENT

こーたろー

約40年くらい前 小学5年生くらいの時に
この旧レッドアロに乗る為に鉄西武秩父まで乗りました。
通勤電車とは違う外観、雰囲気に特別な車両だと
思って堪能した思い出があります。
 

2022年02月12日(土)17:27
うらたつき

WRA(うら)

こーたろーさんへ

あの頃の車両が今もこうして活躍しているのは、奇跡というしかありません。
それでも老朽化で長くはもたないでしょうから、今回のような形で見られて幸運でした。

2022年03月20日(日)14:42