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【施設紹介】JR長崎本線 現川駅(長崎県長崎市)―通過線がある小駅

今回は長崎市郊外にある現川駅をめぐります。

その所在地からもわかるように、同駅はJR長崎本線の末端区間にある無人駅です。市布経由の新線(喜々津~浦上)で唯一、通過列車用の中線を有しています。

JR長崎本線現川駅
▲駅入口

駅前には広い駐車場と公衆便所が整備されています。駅舎はなく、構内に入ると右手には券売機が、正面にはICカードリーダー、左手には跨線橋入口があります。思ったよりもシンプルな駅でした。

周囲を見渡すと、青々とした山に囲まれていました。県庁所在地とは思えないほど山深い立地の駅です。かつては駅周辺に分校もありました。

JR長崎本線現川駅券売機
▲自動きっぷうりば

JR長崎本線現川駅駅名標
▲駅名標

JR長崎本線現川駅に停車中の817系
▲ホーム全景

駅構内には相対式ホーム2面2線のほか、通過線を一本有しています。西九州新幹線開業までは、高速で駆け抜ける特急を撮るため、多くのファンがこの駅を訪れました。

JR長崎本線現川駅ホーム
▲長崎方面を見て

JR長崎本線現川駅ホーム
▲鳥栖方面を見て

ホームからの眺めは格別のものでした。大きくカーブを描いた中にあるため、長編成の特急かもめが通過する様は絵になります。

それから数日後、西九州新幹線の全通のため、この駅を通る特急列車は姿を消しました。

撮影日:2022年9月21日
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