近鉄バファローズの面影もとめ...藤井寺駅前をぶらり散策
かつて近鉄バファローズの本拠地が置かれていた大阪府藤井寺市。この地には名刹「葛井寺」や古墳群など、見ごたえ抜群の史跡が多く残っています。
藤井寺には過去に2回訪れていますが、いまだ駅前を散策していません。そこで今回は近鉄藤井寺駅を起点に、葛井寺や駅前商店街をめぐってみました。

▲葛井寺四脚門(西門)
まず最初に訪れたのは葛井寺。8世紀中頃、ちょうど聖武天皇の時代に創建された古刹で、行基によって開かれたそうです。

▲葛井寺本堂
開山から1000年以上なだけはあって、多くの建造物が立ち並び、境内も広々としています。西門から本堂前を抜けて、表参道から南大門に向かいました。

▲葛井寺南大門
そうそう、葛井寺には近鉄バファローズの試合速報板があるそうです。境内を歩き回ってみるも、それと思しきものは一向に見つかりません。どこにあるのでしょうか?

▲境内から南大門を見て
(この近くに近鉄バファローズ試合速報板がある)
南大門から引き返して境内散策を続けます。あまり目立たない場所にも目をやり、舐め回すように境内を歩くこと5分。ようやく試合速報板を見つけました!

▲葛井寺境内の石碑類

▲近鉄バファローズ試合速報板
近鉄バファローズの試合速報板は、南大門の片隅に置かれていました。岡本太郎先生デザインの猛牛マークと、藤井寺時代の球団マスコット「バッファ君」も描かれています。
藤井寺時代といえば、ちょうどダイエー暗黒時代に重なります。目を閉じると、ダイエーが近鉄にボロ負けしたスコアが見えるような、そんな気がしました。

▲試合速報板を拡大して

▲なぜか「青銅鳥居」と呼ばれている青銅製の燈籠
それともう一つ、葛井寺を語るうえで「青銅鳥居」の存在は欠かせません。寺院で鳥居とはこれ如何にと思うかもしれませんが、もちろんその通り。鳥居とは名ばかりで、青銅製の巨大燈籠が、なぜかそう呼ばれているのです。

▲藤井寺駅前の飲み屋街
無事に試合速報板を見たところで、葛井寺を出て駅前商店街に戻ります。このあたりの雰囲気はまさに昭和です。上川端商店街のように「令和ナイズ」されたわけではなく、そこだけ時間が止まったかのように思えてきます。
アーケードの一角に飲み屋街がありました。天蓋が一部撤去されたことで、他のアーケード街から切り離された形になっています。Buが本拠地を置いていた頃、試合帰りのファンも立ち寄ったのでしょうか。

▲観光案内所とまなりくん石像
アーケードの中心部に戻ると、観光協会の案内所がありました。その一角に置かれているのは、藤井寺市マスコット「まなりくん」の石像です。

▲バファローズという名の居酒屋(もう営業してない?)
最後にもう一つ、見ておきたい場所がありました。駅前に「バファローズ」という名前の焼肉屋があるそうで、藤井寺らしいネーミングだと思っていました。どこにあるのでしょうか。
人気のない路地に入ると、その店はありました。雑居ビルの2階に「バファローズ」の文字が見えます。ここで妙な違和感をおぼえました。2階の窓に板が打ち付けてあります。これはもしや...営業してないとか?

▲藤井寺駅前で銭湯「ふじいでら温泉」を発見!
複雑な気分のまま駅に戻っていると、温泉という名のついた銭湯に目が行きました。その名も「ふじいでら温泉」!なんでも軟水泉を使用しているらしく、格安でお風呂・サウナを利用できるとのこと。
たまにはサウナで大量発汗したいなと思いつつ、藤井寺散策を終えました。
撮影日:2022年12月4日
藤井寺には過去に2回訪れていますが、いまだ駅前を散策していません。そこで今回は近鉄藤井寺駅を起点に、葛井寺や駅前商店街をめぐってみました。

▲葛井寺四脚門(西門)
まず最初に訪れたのは葛井寺。8世紀中頃、ちょうど聖武天皇の時代に創建された古刹で、行基によって開かれたそうです。

▲葛井寺本堂
開山から1000年以上なだけはあって、多くの建造物が立ち並び、境内も広々としています。西門から本堂前を抜けて、表参道から南大門に向かいました。

▲葛井寺南大門
そうそう、葛井寺には近鉄バファローズの試合速報板があるそうです。境内を歩き回ってみるも、それと思しきものは一向に見つかりません。どこにあるのでしょうか?

▲境内から南大門を見て
(この近くに近鉄バファローズ試合速報板がある)
南大門から引き返して境内散策を続けます。あまり目立たない場所にも目をやり、舐め回すように境内を歩くこと5分。ようやく試合速報板を見つけました!

▲葛井寺境内の石碑類

▲近鉄バファローズ試合速報板
近鉄バファローズの試合速報板は、南大門の片隅に置かれていました。岡本太郎先生デザインの猛牛マークと、藤井寺時代の球団マスコット「バッファ君」も描かれています。
藤井寺時代といえば、ちょうどダイエー暗黒時代に重なります。目を閉じると、ダイエーが近鉄にボロ負けしたスコアが見えるような、そんな気がしました。

▲試合速報板を拡大して

▲なぜか「青銅鳥居」と呼ばれている青銅製の燈籠
それともう一つ、葛井寺を語るうえで「青銅鳥居」の存在は欠かせません。寺院で鳥居とはこれ如何にと思うかもしれませんが、もちろんその通り。鳥居とは名ばかりで、青銅製の巨大燈籠が、なぜかそう呼ばれているのです。

▲藤井寺駅前の飲み屋街
無事に試合速報板を見たところで、葛井寺を出て駅前商店街に戻ります。このあたりの雰囲気はまさに昭和です。上川端商店街のように「令和ナイズ」されたわけではなく、そこだけ時間が止まったかのように思えてきます。
アーケードの一角に飲み屋街がありました。天蓋が一部撤去されたことで、他のアーケード街から切り離された形になっています。Buが本拠地を置いていた頃、試合帰りのファンも立ち寄ったのでしょうか。

▲観光案内所とまなりくん石像
アーケードの中心部に戻ると、観光協会の案内所がありました。その一角に置かれているのは、藤井寺市マスコット「まなりくん」の石像です。

▲バファローズという名の居酒屋(もう営業してない?)
最後にもう一つ、見ておきたい場所がありました。駅前に「バファローズ」という名前の焼肉屋があるそうで、藤井寺らしいネーミングだと思っていました。どこにあるのでしょうか。
人気のない路地に入ると、その店はありました。雑居ビルの2階に「バファローズ」の文字が見えます。ここで妙な違和感をおぼえました。2階の窓に板が打ち付けてあります。これはもしや...営業してないとか?

▲藤井寺駅前で銭湯「ふじいでら温泉」を発見!
複雑な気分のまま駅に戻っていると、温泉という名のついた銭湯に目が行きました。その名も「ふじいでら温泉」!なんでも軟水泉を使用しているらしく、格安でお風呂・サウナを利用できるとのこと。
たまにはサウナで大量発汗したいなと思いつつ、藤井寺散策を終えました。
撮影日:2022年12月4日
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