ポタリングの記録(100km:宗像⇔田川)―メインはへいちく駅めぐり
じつに見事なまでの走行距離ジャスト100kmでした。
これまで筑豊方面へのポタリングは数回経験済みですが、まだ田川方面に入ったことがありません。昨年、直方市中泉まで行って以来、平成筑豊鉄道の駅をまわりながら、田川まで行きたいと思っていました。
さいわい、直方から田川までは英彦山川を遡上する関係で、大きな峠越えはありません。平坦な川沿いということで、ロングライドになったとしても短時間でこなせるでしょう。久々に晴れた休日、田川市を目指して昼前に家を出ました。

▲波津海岸で休憩
これがもし糸島・筑紫野方面だったら、間違いなく朝のうちに家を出たと思います。筑豊には親類がいますから、まず道に迷う心配はありませんし、田川への最短ルートは心得ているつもりです。だからこそ、少し遅めに出発する「心の余裕」がありました。
直方に出る場合、赤間宿から県道29号を南下するのが最短です。しかし、序盤から峠を越えるのはキツイと思い、鐘崎方面に向かいました。これから響灘の海岸線(波津海岸・三里松原)を進み、芦屋から遠賀川を遡上するつもりです。
鐘崎に到着したところで、今回最初の休憩を取りました。今回は足のパンプを防ぐため、こまめに休憩を入れる方針です。

▲芦屋町観光協会前で休憩
海岸ルートで岡垣に入った僕は、立て続けに波津海岸・芦屋海岸で休憩をとりました。
天気はかなり良く、最高気温がおよそ10度と低いながらも、日差しのおかげで薄着でも過ごせます。ここまでの間、何人ものロードバイカーとすれ違いました。みな考えていることは同じです。

▲遠賀川をひたすら南下する
芦屋から遠賀川河川敷のコースをひたすら南下します。けっこうな距離があるものの、追い風と平坦なコースのおかげで快走できました。気が付くともう直方市です。途中、中間市付近で休憩を入れました。

▲福北ゆたか線の橋梁下で休憩

▲直方中心部の河川敷はリニューアル中!
直方の中心部が見えると、工事現場に入りました。どうも河川敷道路のリニューアルを行っているようで、仮の通路が設けられています。複雑難解なルートに戸惑いながらも、なんとか抜け出して彦山川に入りました。
直方からは彦山川の堤防上をひたすら進めば、1時間程度で田川に到着します。ただ、今回は平成筑豊鉄道の駅めぐりを兼ねていますから、途中で遠慮なく脇道に入るつもりです。

▲中泉~市場駅間にて
福智町に突入したところで、さっそく市場駅にアプローチすべく脇道に入りました。この辺りは本当に平坦な場所が多く、山の中に入らない限り、どの道を通っても走りやすいです。
駅に立ち寄りながら、旧赤池町の中心部に入りました。平成筑豊鉄道伊田線は第3セクター鉄道ながら、本数が多く設定されているのが特徴です。おかげで市場・ふれあい正力駅では列車撮影にも成功しました。赤池駅に到着したところで休息。

▲赤池駅で休憩
金田駅を通過後、伊田線に別れを告げて糸田線沿いに移ります。糸田町中心部まで中元寺川の堤防を進み、そのまま田川市立図書館の前に到達しました。
ここで時計を見ると、時刻は14時半を指しています。さらに大任町まで足を延ばしたい気持ちを抑え、15時をめどに引き返すことを決めました。このまま順調にいけば、直方市境には16時、宮若市の「追い出し猫」前には17時に通過するはず。

▲改装された田川伊田駅
ひなびた市街地を進むと、田川伊田駅が見えてきました。駅舎はJR九州から田川市に売却され、2019年秋に大規模リニューアルを終えています。以前よりもずいぶん垢抜けたデザインに生まれ変わりました。衰退著しい田川市の「新たな目玉」になることを願わずにはいられません。
その一方で、駅前から伸びるアーケード街は相変わらずの惨状でした。直方よりも悲惨です。どの店もシャッターを下ろし、行きかう人もまばらです。

▲閑散とした田川伊田駅前のアーケード
「田川の今」を知ったところで、宗像に戻っていきます。予定通りの時間配分で直方まで戻ってきました。勝野駅で最後の休息をとり、それから宮若市に入ります。若宮の「追い出し猫」前で時計を見ると、ジャスト17時でした。

▲夕日をガン見してもそれは食べられないのよっ!
こまめに休息したせいか、ここまで足の張りもなく順調に進んできましたが、追い出し猫を過ぎたところで足に違和感を覚えました。こぎ出す力が急速に萎えていきます。日没が迫りました。風が冷えてきました。ここままではマズイと、最後の力を振り絞り、宗像市への峠越えに挑みます。
ピークを越えると、空気が急に冷えてきました。冷気が指先を襲い、たちまち手の感覚が消えていきます。それでも「宗像に帰ってきた」という安堵から、ペダルをこぐ力が復活してきました。ラストスパートだよ、うらたつき君!
最後はとにかく無心でした。18時を過ぎたころ、自宅に帰還。
撮影日:2023年1月21日
これまで筑豊方面へのポタリングは数回経験済みですが、まだ田川方面に入ったことがありません。昨年、直方市中泉まで行って以来、平成筑豊鉄道の駅をまわりながら、田川まで行きたいと思っていました。
さいわい、直方から田川までは英彦山川を遡上する関係で、大きな峠越えはありません。平坦な川沿いということで、ロングライドになったとしても短時間でこなせるでしょう。久々に晴れた休日、田川市を目指して昼前に家を出ました。

▲波津海岸で休憩
これがもし糸島・筑紫野方面だったら、間違いなく朝のうちに家を出たと思います。筑豊には親類がいますから、まず道に迷う心配はありませんし、田川への最短ルートは心得ているつもりです。だからこそ、少し遅めに出発する「心の余裕」がありました。
直方に出る場合、赤間宿から県道29号を南下するのが最短です。しかし、序盤から峠を越えるのはキツイと思い、鐘崎方面に向かいました。これから響灘の海岸線(波津海岸・三里松原)を進み、芦屋から遠賀川を遡上するつもりです。
鐘崎に到着したところで、今回最初の休憩を取りました。今回は足のパンプを防ぐため、こまめに休憩を入れる方針です。

▲芦屋町観光協会前で休憩
海岸ルートで岡垣に入った僕は、立て続けに波津海岸・芦屋海岸で休憩をとりました。
天気はかなり良く、最高気温がおよそ10度と低いながらも、日差しのおかげで薄着でも過ごせます。ここまでの間、何人ものロードバイカーとすれ違いました。みな考えていることは同じです。

▲遠賀川をひたすら南下する
芦屋から遠賀川河川敷のコースをひたすら南下します。けっこうな距離があるものの、追い風と平坦なコースのおかげで快走できました。気が付くともう直方市です。途中、中間市付近で休憩を入れました。

▲福北ゆたか線の橋梁下で休憩

▲直方中心部の河川敷はリニューアル中!
直方の中心部が見えると、工事現場に入りました。どうも河川敷道路のリニューアルを行っているようで、仮の通路が設けられています。複雑難解なルートに戸惑いながらも、なんとか抜け出して彦山川に入りました。
直方からは彦山川の堤防上をひたすら進めば、1時間程度で田川に到着します。ただ、今回は平成筑豊鉄道の駅めぐりを兼ねていますから、途中で遠慮なく脇道に入るつもりです。

▲中泉~市場駅間にて
福智町に突入したところで、さっそく市場駅にアプローチすべく脇道に入りました。この辺りは本当に平坦な場所が多く、山の中に入らない限り、どの道を通っても走りやすいです。
駅に立ち寄りながら、旧赤池町の中心部に入りました。平成筑豊鉄道伊田線は第3セクター鉄道ながら、本数が多く設定されているのが特徴です。おかげで市場・ふれあい正力駅では列車撮影にも成功しました。赤池駅に到着したところで休息。

▲赤池駅で休憩
金田駅を通過後、伊田線に別れを告げて糸田線沿いに移ります。糸田町中心部まで中元寺川の堤防を進み、そのまま田川市立図書館の前に到達しました。
ここで時計を見ると、時刻は14時半を指しています。さらに大任町まで足を延ばしたい気持ちを抑え、15時をめどに引き返すことを決めました。このまま順調にいけば、直方市境には16時、宮若市の「追い出し猫」前には17時に通過するはず。

▲改装された田川伊田駅
ひなびた市街地を進むと、田川伊田駅が見えてきました。駅舎はJR九州から田川市に売却され、2019年秋に大規模リニューアルを終えています。以前よりもずいぶん垢抜けたデザインに生まれ変わりました。衰退著しい田川市の「新たな目玉」になることを願わずにはいられません。
その一方で、駅前から伸びるアーケード街は相変わらずの惨状でした。直方よりも悲惨です。どの店もシャッターを下ろし、行きかう人もまばらです。

▲閑散とした田川伊田駅前のアーケード
「田川の今」を知ったところで、宗像に戻っていきます。予定通りの時間配分で直方まで戻ってきました。勝野駅で最後の休息をとり、それから宮若市に入ります。若宮の「追い出し猫」前で時計を見ると、ジャスト17時でした。

▲夕日をガン見してもそれは食べられないのよっ!
こまめに休息したせいか、ここまで足の張りもなく順調に進んできましたが、追い出し猫を過ぎたところで足に違和感を覚えました。こぎ出す力が急速に萎えていきます。日没が迫りました。風が冷えてきました。ここままではマズイと、最後の力を振り絞り、宗像市への峠越えに挑みます。
ピークを越えると、空気が急に冷えてきました。冷気が指先を襲い、たちまち手の感覚が消えていきます。それでも「宗像に帰ってきた」という安堵から、ペダルをこぐ力が復活してきました。ラストスパートだよ、うらたつき君!
最後はとにかく無心でした。18時を過ぎたころ、自宅に帰還。
撮影日:2023年1月21日
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