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ていたん&とらっちゃ&モーノくん登場!小倉駅ビル開業25周年キックオフイベント

JR小倉駅ビル開業25周年を記念したイベントが、同駅改札前のイベント広場で催されました。

なんでも、小倉城武将隊の参加に合わせて、小倉城マスコット「とらっちゃ」も登場するとのこと。とらっちゃは2014年秋の「黒崎宿・秋のにぎわい祭り」で見たのが最後です。貴重な登場シーンを見逃すまいと、当日の小倉行きを即決しました。

もしかすると、このイベントには「ていたん」など、他のマスコットも参加する可能性があります。はたして、何体のマスコットに出会えるでしょうか?

赤間駅に停車中のキハ47形いさぶろう・しんぺい
▲赤間駅にて

まずは赤間駅からJR鹿児島本線で小倉方面に向かいます。ここ数年にわたる一連の「ダイヤ改悪」を受け、小倉方面の快速は激減しました。やってくるのは、福間から各駅に停車する区間快速ばかりです。

列車を待っていると、肥薩線の水害不通で居場所を失った「いさぶろう・しんぺい」が入線しました。しばらくJR利用も沿線撮りもしていないだけに、久々の遭遇です。数分の信号停車のち、ゆっくりと走り去っていきました。

北九州モノレールのゆるキャラモーノくん
▲小倉駅ビル開業25周年キックオフイベント会場に到着!

11時なろうという頃、イベント会場の小倉駅に到着しました。特設ステージを中心に人でごった返しています。

ステージを見ると、ちょうど絵画コンクールの表彰式が行われている所でした。ここで早速ていたんを発見しましたが、ここはひとまず見るだけにとどめます。改めて会場を見わたすと、見慣れぬマスコットが一体近づいてきました。

これってもしや...。

北九州モノレールのゆるキャラモーノくん
▲北九州モノレールマスコット「モーノくん」

そこにいたのは北九州モノレールの「モーノくん」でした。見た目は京急の「けいきゅん」によく似ています。会場入口付近で30分近いグリーティングを行いました。

北九州モノレールのゆるキャラモーノくん
▲後ろ姿も作りこんであるモーノくん

小倉北区の漁港
▲駅近くの漁港で休憩

途中、いったん会場を離れて小倉駅周辺を散策してみます。この日は好天でしたが、大陸からの黄砂や花粉の影響で、霧のごとくモヤが出ていました。

北九州市のゆるキャラていたん
▲おなじみ「ていたん」がステージ裏に登場!

会場に戻ると、ていたんがステージ裏に出ていました。実をいうと、前に見たのは2016年秋だったりします。なんと6年ぶりでした!

悪夢のコロナ騒動3年間のせいで、かなりご無沙汰のマスコットが大勢います。

小倉城武将隊
▲イベントのシメを飾るのは小倉城武将隊

気が付くともうフィナーレです。

最後は「小倉城武将隊」が小倉城マスコット「とらっちゃ」を引き連れ、舞いを披露するとのこと。まずは武将隊が登壇して、切れ味鋭いパフォーマンスで会場を盛り上げます。

とらっちゃと小倉城武将隊
▲小倉城マスコット「とらっちゃ」も登壇!

続いてとらっちゃも登壇!こちらもキレッキレのダンスを披露してくれました。

個人的にとらっちゃといえば、たどたどしく歩いては、重そうにグリーティングするイメージでしたが、メチャクチャ動けるじゃないですか!アテンドなしでも、速足で歩いて回ります。

とらっちゃと小倉城武将隊
▲小倉城武将隊&とらっちゃ

最後は武将隊&とらっちゃで撮影タイムです。

武将隊の活躍もあってか、くすぶり続けて15年になるとらっちゃも、ようやく再評価されようとしています。少しでも唐ワンくんとのブランクが埋まるように、今後の活躍を願わずにはいられません。

とらっちゃと小倉城武将隊
▲小倉城武将隊&とらっちゃを真正面から

とらっちゃと小倉城武将隊
▲小倉城武将隊の舞踊に大盛り上がりの会場

とらっちゃと小倉城武将隊
▲とらっちゃは踊り足りない模様

とらっちゃと小倉城武将隊
▲イベント終了を聞かされ肩を落とすとらっちゃ

武将隊の皆さんが息を切らす中、とらっちゃはまだ踊り足りない模様。この後はステージ外でたくさん踊ってもらいましょう。

とらっちゃと小倉城武将隊
▲みんなにフォローしてもらいながら無事降壇

小倉城のゆるキャラとらっちゃ
▲イベント後もステージ脇で踊り続けるとらっちゃ

イベント終了後、会場にはとらっちゃ・ていたんの2体が残されました。とらっちゃはステージ裏で踊り続けています。近づいてみると、勢いよくポーズをとってくれました。

北九州市のゆるキャラていたん
▲ていたんもお疲れ様!

最後の被写体はていたんです。撤収作業中のステージを背景に、ポーズをとってもらいました。

思えばこの3年間で、ご当地キャラ等の団体マスコットを取り巻く環境は一変しました。俗にいう「ゆるキャラ®」のコンテンツ成熟や、世間での関心低下、さらにイベントの長期自粛もあって、マスコット活用に温度差が生じています。

キャラ系イベントの常連勢は、相互扶助で結束力を強め、同調性・排他性の高いムラ社会的な「ゆるキャラ村」を形成しました。そこに属さない自治体・企業等は、自身のイベントに活路を見出す(北九州市など)か、そもそも活用自体を厭う(福岡市など)傾向にあります。

いずれにせよ、大金をつぎ込んでイラスト制作・プロモーション・着ぐるみ発注をしたわけですから、ブームの有無に関係なく、使える所があれば積極的に使うべきです。

「アフターコロナ」のマスコット事情について考えながら、昼下がりの小倉駅を後にしました。



▲今回収録した動画です。
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撮影日:2023年3月11日
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