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疫神社(福岡県岡垣町波津)―迷うと墓場に連れていかれる神社

今回は福岡県北部、岡垣町波津に鎮座する疫神社をめぐります。

この手の神社は「旧村社クラス」に合祀されていることが多いですが、こちらは合祀されることなく、今も山中に鎮座し続けています。口コミを通じて、到達難易度の高さは知っています。でも地元である以上、しっかり踏査しておかねばなりません。

それではいざ波津漁港へ!

岡垣町波津地区の風景
▲参道入口から県道300号線を見て

神社入口は小さな路地に過ぎず、気を付けないと見落としてしまいます。漁港の白い倉庫を目印にしましょう。そこから振り返ってみると、住宅・駐車場に挟まれた路地が開口しています。

岡垣町波津に鎮座する疫神社入口
▲参道入口

道幅は2メートルもなく、軽トラックすら入れないほどの狭さです。雰囲気は長崎や生駒の路地みたいですが、都会の喧騒を微塵にも感じさせません。いかにも田舎の漁師町らしいです。

岡垣町波津に鎮座する疫神社参道
▲階段右側の「狭い空間」が参道だ

坂がちの路地を進むと、階段にぶつかりました。以前ここまで来たときは、この階段をストレートに登れば神社に行けると思っていましたが、「眞相はかう」でした。

  • 階段を上がった先は民家の庭。
  • 階段脇の頼りない空間がじつは参道。
  • 参道は途中で二股に分かれており、右に進めば正解。左に行くと迷うらしい。法面保護工に出たら正解!

武者震いしてきました。もしこれが旅行先なら尻込みする所ですが、隣町ということで引き返さず進みます。猛獣や崩落さえなければ、無事に到達できるはず!

岡垣町波津に鎮座する疫神社参道
▲いざ未舗装区間へ!

岡垣町波津に鎮座する疫神社参道
▲一気に荒れた

ぱっと見では道と分からない空間に分け入ると、ほどなくして藪に入ります。ガードレールがあるおかげで安全は確保されていますが、それにしても荒れているじゃないですか。

岡垣町波津に鎮座する疫神社参道
▲倒木も多いが...これはデカすぎるだろ

しまいには倒木も出てきました。丸太一本転がってるならまだしも、地盤が緩んで雑木が根ごと抜けているのには、ただただ難儀しました。

岡垣町波津に鎮座する疫神社参道
▲途中で道が左右に分かれるが「迷わず右側」を選ぼう
左側を選んだら墓場に連れていかれる


途中で道が不明瞭になりました。気を付けて周囲を見渡すと、左右に道のような空間が見えます。ここで先程の「真相」を思い出し、迷わず右ルートを選びました。

岡垣町波津に鎮座する疫神社参道
▲路肩が崩れかけている

分岐点を越えると、視界がほんの少しだけ開けました。海側から木漏れ日が差し込み、思わず登山している気分になります。

岡垣町波津に鎮座する疫神社参道
▲竹林の中を進む

続いて竹林に入ります。あまり手入れされていないのか、竹が折れて無造作に積み重なっていました。

岡垣町波津に鎮座する疫神社参道
▲法面保護工に出てきた

そしてついに出てきました!法面保護工です。

岡垣町波津の海岸
▲法面保護工から海岸線を見下ろして

ここからの眺めは最高でした。ビュースポットですよ!青々とした響灘から、さわやかな海風が吹いてきます。ただ高所恐怖症の人は、足元の斜面が気になるかもしれませんが...。

岡垣町波津に鎮座する疫神社参道
▲斜面を上がる

法面保護工を越えると、再び鬱蒼とした森の中に入りますが、ここまでくればもうゴール寸前です。斜面を登り切った先に見えたのは、神秘的な石造物でした。

岡垣町波津に鎮座する疫神社
▲疫神社に到着!

岡垣町波津に鎮座する疫神社鳥居
▲鳥居

疫神社は石造物のみで構成されています。鳥居の先には祠が2座ありました。

岡垣町波津に鎮座する疫神社
▲2座の祠

こうして到達難易度の高い「疫神社」を踏査しましたが、まさに登山そのものでした。足元が不安定な箇所も多く、おまけに藪がちですから、雨や蚊の多い夏場は行かない方がいいと思います。

撮影日:2023年4月1日
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