ブログヘッダー画像
(当ブログにはプロモーションが含まれています)

【博多祇園山笠2023】7月15日追い山 旧東町筋をかっ飛ばせ!

まず書いておかねばならないことがあります。

各報道機関でも報じられたように、山笠巡行中に死亡事故が発生しました。当時、僕は事故現場の近くにいました。もちろん、だれもが思っていることは同じでしょう。見ていた僕だってそうですから。凄惨な事故には変わりありません。

本件に関してはここでご紹介するにとどめ、これ以上はあえて言及しないことにします。


ついに博多祇園山笠が4年ぶりの通常開催を迎え、町中が大にぎわいの中、クライマックス「追い山」が執り行われました。博多の男たちはいつになく気合が入っています。その気概は見ている僕にも十分伝わりました。

今回はJR九州が運行する臨時列車「博多山笠号」に乗って博多入りします。ダイヤは例年とほぼ同じで、東郷駅を3時20分に発車するというものでした。

博多祇園山笠2023臨時列車
▲東郷駅3時20分発の臨時列車で博多へ

この日の博多山笠号(鹿児島本線下り)には、817系9両が充当されました。収容力のあるロングシート車です。進むごとに乗客は増えていき、香椎付近ですべての座席が埋まりました。

博多駅に到着後、さっそく大博通りを歩いて観覧場所を見極めます。駅前ロータリーに出ると、小雨がポツンと降ってきました。もちろん、勢い水まみれの男衆には雨が降ったところで、大したことはないでしょう。

博多祇園山笠2023追い山直前の博多の街
▲旧東町筋で追い山を見届ける

大博通りを離れて旧東町筋に入りました。たしか、2019年はここで4K動画を収録したはず。4年前とほぼ同じ場所に落ち着き、あとは一番山笠の到来を待つばかりです。

偶然、隣にトイカメラを持つ少年がいました。光源代わりにランタンを持参しています。いずれはコンデジ・一眼レフに持ち変えるのかなと思いつつ、そっと見守ったのは言うまでもありません。

父性本能というべきなのか、ここ数年、小さな子供を見るたびに「父親目線」で考えてしまう自分がいます。同世代の多くが「子を持つ親」になる今、考えているのは将来のことばかりです。

空が白みだした頃、一番山笠「土居流」がやってきました。ここから立て続けに、恵比須流まで4K動画に収録していきます。臨場感をお伝えすべく、極力カットしないように努めました。

博多祇園山笠2023西流
▲恵比須流通過後は大博通りへ

恵比須流を見届けたのち、旧東町筋を離れて大博通りに向かいます。沿道は観覧者でごった返していました。人混みをかいくぐり、八番山笠「走る飾り山」の経由地・東長寺を目指します。

櫛田神社と上川端通飾り山
▲上川端通「走る飾り山」と櫛田神社大鳥居

最後にやってきたのは上川端通の「走る飾り山」。先ほど述べた一件もあり、やや遅れての登場となりました。

その後、東流に合流して山崩しを見届けました。全七流屈指のスプリンターを誇るだけに、時間計測にはやけに気合が入っています。櫛田入り・全行程ともに1位との報が伝えられると、たちまちどよめきが起こりました。

博多祇園山笠2023追い山を終えた千代流
▲最後は千代流の山崩しを見届ける

東流に続いて、千代流の山崩しにも立ち会います。急ぎ足で山小屋に向かうと、視線の先から『博多祝い唄』が聞こえてきました。ちょうど手一本が終わったところで、千代流の山小屋に到着。

博多祇園山笠2023追い山を終えた千代流
▲手一本を終えた千代流

博多祇園山笠2023追い山を終えた千代流
▲これから山崩しが始まる

山崩しが始まりました。手際よく人形が取り外され、山笠台(台座)が残りました。来年に向けた引継ぎ作業のため、山笠台はパピヨン24に移されます。

博多祇園山笠2023千代流舁き山の女性人形師作品
▲千代流表標題「日輪幸慶博多照」
山笠初となる女性人形師による作品


最後に外された人形をじっくり見たいと思います。今年の千代流には見送り標題も設定されました。いずれも櫛田神社の祭神をモチーフにしたもので、表は天照大神、見送りは素戔嗚命でした。

それともう一つ注目すべき点があります。それは、女性人形師が手掛けたという点です。女人禁制の山笠において、これは一つの変化といえましょう。手掛けたのは川﨑幸子氏で、表標題を担当しました。ちなみに、見送りは弟の修一氏による制作です。

博多祇園山笠2023千代流舁き山見送り
▲千代流見送り標題「俊豪誓約清明証」
表標題製作者の弟による作品


雨が降り出しました。もう少し博多に居たいところですが、体調面を考え、これにて引き上げることに。山笠の余韻に浸りながら、吉塚駅への道を急ぎました。



▲今回収録した動画です。
高評価&チャンネル登録お待ちしております!


撮影日:2023年7月15日
関連記事
博多祇園山笠神社鉄道