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シェアサイクル「youbike」で烏樹林糖廠に行ってみた(新営駅⇔烏樹林)

台湾各地に建設された製糖工場は、今や観光資源として重宝されています。
今回はその一つ、旧烏樹林糖廠を活用した歴史公園「烏樹林休間園区」への行き方についてご紹介します。

といっても、オーソドックスなバス旅じゃありませんよ。今から利用するのは、台湾のシェアサイクル「youbike」です。烏樹林休間園区がある台南市には、youbikeのスタンドがいくつも整備されており、気軽に自転車旅を満喫できます。



往路(新営駅→北勢寮→烏樹林)


新営・烏樹林周辺地図
▲今回のポタリングコース

今回スタート地点に選んだのは台鐵新営駅。ここから東山路(台南市区道100号線)に沿って東に進み、北勢寮地区で左折して区道81号線を北上。それから安渓寮地区で右折して市道172号線に出たのち、烏樹林にアプローチしようという魂胆です。

youbikeスタンドには自転車が何台も置かれていました。スタッフが定期的に巡回・台数調整をしているらしく、「自転車がない」とか「置き場所がない」といったトラブルはなく、あっさりと自転車にありつけました。

とんとん拍子で東山路を見つけ、しばらく道なりに進んでいきます。台鐵の踏切を越えると、風景はほどなくして工業団地に変わりました。トラックに気を付けながら進み、新営市街地から離れていきます。

やがて、新幹線(台湾高鐵)の高架橋が見えてきました。ここまで来ると、風景は一面の耕作地帯です。水田と畑が混在する中、水路が縦横無尽に張り巡らされています。

基本的に平坦ですが、一か所だけ例外があります。急水渓を渡る橋です。新幹線の高架をぬけるタイミングで、橋へと続く急坂が待ちうけています。ここで体力を消耗しないよう、力まずに漕ぎたいところ。

台南市東山区に鎮座する北勢寮泉福堂
▲大きな樹木が生えた北勢寮泉福堂

スタートから20分ほど走ると、北勢寮という集落が見えてきます。

ここで左折するタイミングに注意してください。「北勢寮麺攤」という大衆食堂が目印です。交差点手前の道路看板には「南81 北勢寮」と書かれており、烏樹林の文字はありません。くれぐれも通り過ぎないように!

(ここで通り過ぎてしまうと東山区中心部に行ってしまいます)

左折して81号線に入ると、ほどなくして北勢寮集落の中心部に入ります。

ここに鎮座している「泉福堂」という廟宇がきれいなので、ぜひ自転車を止めて見物してみてください。傍らには老木がたち、道路に木陰を作っています。この風景には癒されました!

新営と烏樹林を結ぶサイクリングロード
▲シュガートレイン廃線跡を転用したサイクリングロード

しばらく平坦な道が続きます。泉福堂から1.2キロ進むと、サイクリングロードにぶつかりました。かつて五分車(サトウキビ運搬鉄道)が走っていた路盤を転用したもので、新営市街地からおよそ4キロにわたり整備されています。

サイクリングロードを過ぎてさらに北上すると、巨大集落が見えてきました。安渓寮地区に到達です。ここで右折して市道172号線に出ます。

烏樹林休間園区の保存鉄道線路
▲動態保存用のレールが見えたら烏樹林糖廠はもうすぐ!

これから進む市道172号線は、嘉義県布袋鎮から台南市新営区をへて嘉義県中埔郷にいたる主要道で、嘉義県内は県道172号線に指定されています。間に直轄市をはさむ市県道は、ここが唯一だそう。

172号線は快適な片側2車線路です。スイスイ走らせていると、踏切の標識が見えてきました。烏樹林で動態保存されている五分車用の線路です。踏切を目印に右折すれば、あとは目的地まで一直線!

さあラストスパートですよ。

台糖烏樹林駅の木造駅舎
▲烏樹林駅の木造駅舎

こうして片道1時間をかけ、烏樹林休間園区に到着しました。入口付近に駐車場があるので、そこに自転車を止めるといいでしょう。

復路(烏樹林→安渓国小→省道1号→新営駅)


帰りはやや違うコースで新営駅に向かいます。

安渓寮までは往路と同じですが、市道172号線をさらに直進して、バスの経路をほぼトレースしようという魂胆です。このルートは右左折が少なく、平坦・直線メインと走りやすい反面、交通量が多いため気を付けないと事故ります。

台南市立後壁區安溪國民小學
▲安渓小学校

安渓寮地区に入ると、右手に安渓小学校が見えてきました。大正年間に創立された歴史ある学校で、日本統治時代末期には「安渓寮国民学校」と名乗りました。

長い歴史を誇るだけあって、戦前に建てられた講堂・旧事務室が現存します。道路沿いからも観察できるので、ぜひ自転車を止めて昭和ロマンを感じてください。

台南市安溪國小的日式宿舎
▲安渓小に残る史跡「安渓寮国民学校の講堂と旧事務室」

安渓寮地区を抜けると、ほどなくして省道1号線に出ました。規模はいかにも「台湾版国道1号線」といえる佇まいで、すさまじい交通量です。信号機にしたがい左折して、およそ2.5キロ南下し続けます。

1号線の道脇には、二輪車用の車線と路肩部分があります。路上駐車の巣窟になっているため、ときおり車道部分に出ることもあり、けっこうスリリングでした。

1号線を通るのはオススメしません。

台鐵新營站的站前廣場與站房
▲新営駅に到着

復路も1時間かけ、新営駅に戻ってきました。駐輪スタンドにはいくつも余裕があり、トラブルなく駐輪・清算したところで、今回のポタリングは完了です。

総括


今回は台湾のシェアサイクル「youbike」を活用して、台鐵新営駅から台糖烏樹林休間園区までのポタリングに挑戦しました。

烏樹林までの移動手段といえば路線バスのイメージですが、シェアサイクル普及にともない、新しい移動手段が生まれたといえます。現地滞在時間を含めると、4時間もあれば往復可能だと思います。

現地SIMカード&悠遊カードの両方を持っている人は、ぜひyoubikeに登録して、台湾ポタリングを満喫してみませんか?

撮影日:2023年12月13日

あとがき:もうゆっくり走らないなんて言わないよ絶対

築上町アグリロードレース5kmの過去タイムを見て驚愕しました。

けっこーレベル高くね!?


そらそーだろ


なぎさマラソン(※)をイメージしていただけに、ぶっ飛びました。

あまりの速さに驚愕して、疾走レベルを一段落とすことにしました。なぜかというと、中学時代よりもスピードが落ちていることを実感したから。もうこれに尽きます。

こうなった以上、レースまでの約1か月、18年で失ったスピード回復につとめるばかりです。ペースを維持したまま、せめて20分を切れるだけの体力には戻したい。自己ベストを狙うことに全集中する覚悟です。

ザコにはザコなりに意地ってもんがあるんだ!

(※)正式名称:玄海なぎさマラソン大会。宗像市で2006年まで開催されていた。北斗の水くみ海浜公園(現在)をスタートして、砂浜上を3キロ往復した(10kmの部もあり)。砂浜面積の縮小をうけて開催終了。
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