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ゆるキャラ&新型特急にも遭遇!橋上化された台鐵花蓮駅をぶらり散策

台湾の要所・台鐵花蓮駅の今をたずねました。

2014年夏に台東線が電化されて以来、花蓮駅を取り巻く環境は進化し続けています。それから2年後の2016年にはIC乗車券の利用範囲に含まれ、2018年の秋には橋上式の新駅舎が完成しました。

生まれ変わった花蓮駅をぶらり散策しながら、「新しいもの」に触れてみたいと思います。



花蓮のゆるキャラ「紅面鴨」が来客をお出迎え


市中心部に面した駅東口が、いわば「表口」にあたります。ここから自由通路を通って裏口方面に行ってみましょう。

台鐵花蓮駅の橋上駅舎
▲橋上駅舎外観

駅前広場から見た駅舎には、一種の迫力があります。それもそのはず。木をふんだんに使った大屋根がドンと構えているのですから。金沢駅の「鼓門」に近い雰囲気があります。

花蓮駅前に鎮座する花蓮県ゆるキャラ「紅面鴨」
▲駅前に鎮座する「紅面鴨」のマスコット2体

そんな大屋根の下を見ると、マスコットが2体鎮座していました。
2020年花蓮全民運動会の公式キャラクターとして誕生したもので、ノバリケンの男の子「平平」と女の子「安安」の2体からなります。デザイナーは廖珮涵氏。

花蓮県ゆるキャラ「紅面鴨」の平平くん
▲紅面鴨の平平くん
トッキッキでいうとっぴーポジション


いわゆる国体キャラです。鳥でしかも2体1組ですから、2009年新潟国体マスコットの「トッキッキ」が頭をよぎりました。あちらは国体終了後、新潟県の公式キャラクターに落ち着きましたが、紅面鴨の余生はあまりよろしくないようです。

花蓮全民運動会のフィナーレから1年後の2021年、2022全国中等学校運動会のマスコット「朱鸝」がお披露目されました。花蓮県鳥ヒゴロモがベースのキャラさんで、こちらも2体1組です。1体ごとの固有名はない模様。

花蓮県ゆるキャラ「紅面鴨」の安安ちゃん
▲紅面鴨の安安ちゃん
トッキッキでいうきっぴーポジション


こうして紅面鴨の再登板はかなわず、2022年全中運は幕を閉じました。

自治体のキャラクター製作には金がかかります。普通なら再登板(再活用)が妥当ですが、今回の場合、どうも政治的思惑が絡んでいるように思えてなりません。いずれのキャラクターも、県長(それぞれ別人)の肝いりで誕生した経緯があるからです。

木をふんだんに使った美しいデザイン


台湾キャラ界の複雑な事情を見たところで、いよいよ駅に入っていきます。ちなみに、旧駅舎はサイクリングステーション・出場用改札口として、引き続き活用されています。

台鐵花蓮駅の橋上駅舎
▲階段を上がって自由通路へ
1階にはスタバがあるぞ!


今やこういった交通の要所には欠かせないスタバは、1階部分に入居しています。様々な店が入居したことで、にぎやかな雰囲気が出ていました。観光拠点として見劣りしないよう、以前とは比べ物にならないほどの規模に進化しています。

台鐵花蓮駅の自由通路
▲自由通路全景
通路沿いには土産物店など多くの店舗が入っている


階段を上がって自由通路に進むと、シックな空間が広がっていました。ここにも多くの店が入居しており、乗車前に食料を買い求めたり、土産物をGETしたりすることが可能です。

台鐵花蓮駅発券窓口
▲窓口

台鐵花蓮駅の自由通路
▲開放的空間が広がっている自由通路

地味な外観の台鐵花蓮駅裏口
▲駅裏口

改札口を通り過ぎると、通路はやや狭くなりました。傍らにはベンチが置かれています。散歩中とおぼしき地元民も多く、市民憩いの場としての側面を見て取れました。

ホームで新型特急EMU3000形に遭遇


ついでにホームの様子も見ておきましょう。

改札を抜けてコンコースに入ると、広い空間に出てきました。明るくて開放的ですが、窓がない場所もあるため、一部吹きさらしになっています。
台風のときは色んなものが吹き込んできそうです。

台鐵花蓮駅の自由通路
▲コンコース

花蓮駅に停車中の台鐵EMU3000型新自強号
▲ホームに停車中のEMU3000形自強号

ホーム自体は台東線電化前からほとんど変化していません。強いてあげるとしたら、EMU900形・EMU3000形が増えたことぐらいでしょうか。

ほどなくして、台東方面からEMU3000形の自強号が到着しました。デビューから間もないため、車体はまだピカピカの状態です。台北に向かう乗客を乗せ、音も静かに発車していきました。

台湾新時代をかいま見たところで、今回の花蓮駅散策は完了です。

撮影日:2023年12月12日

(参考サイト)
自由時報「全民運在花蓮 大會吉祥物「紅面鴨」曝光」(2020年6月29日)
https://news.ltn.com.tw/news/life/breakingnews/3211974(2024/2/14取得)
https://web.archive.org/web/20201022145944/https://news.ltn.com.tw/news/life/breakingnews/3211974(魚拓)

〃「全中運》不是紅面鴨!2022花蓮全中運吉祥物朱鸝雀屏中選」(2021年9月16日)
https://news.ltn.com.tw/news/life/breakingnews/3674505(2024/2/14取得)
https://web.archive.org/web/20240214073439/https://news.ltn.com.tw/news/life/breakingnews/3674505(魚拓)
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