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関子嶺温泉の長~い階段「好漢坡」にチャレンジ!

台南の奥座敷として、日本統治時代から親しまれている関子嶺温泉。ここに途轍もなく険しい「好漢坡」という階段があります。

好漢坡

日本統治時代末期、負傷した日本軍のリハビリ訓練所として建造された坂道ランニングコースです。当初は階段の数が289段あり、300段に近かったことから、別名「三百桟」と呼ばれていました。後に市道175号線の建設により、心臓破りの階段は下段部が取り壊され、現在残っているのは243段だけです。傾斜が険しく、上るにはかなりの体力が要求されます。最後まで上り詰めたら好男子という意味から、「好漢坡」と名付けられました。かつて高台に住んでいた人たちは、ここを商売の流通ルートとして使用していました。

(説明看板より)


好漢と聞いて、ふと水滸伝の棟梁たちをイメージしました。

この階段を上り詰めたら、きっと好漢の一人になれるかも!

そう思うと、上らずにはいられませんでした。どれぐらいの傾斜があるか、自分の足で確かめてみようじゃないですか。気分は景陽岡の武松だ!!

関子嶺温泉の長すぎる階段「好漢坡」
▲好漢坡入口
下側数メートル分は道路拡張のため削平された模様


好漢坡は日本統治時代に開発された「旧温泉街」と、戦後開発された「新温泉街」を結ぶように敷かれています。その入口は、関子嶺温泉の名所「火王爺廟」のすぐ横にありました。

入口から直接上れるほか、「天梯」という展望階段を使ってのアプローチも可能です。

関子嶺温泉の階段
▲整備された階段をつかって上がることも可能

誰しもが、しょっぱなからの凄まじい傾斜に驚くでしょう。張り切って最初から飛ばしすぎると、すぐに息を切らすので気を付けてください。登山と同様、無理せずゆっくり上るのがベターです。

関子嶺温泉の長すぎる階段「好漢坡」
▲入口付近から振り返って

関子嶺温泉の長すぎる階段「好漢坡」
▲階段はさらに続く

一応、手すりはありますが、あまりにも低いので「あってないようなもの」です。くれぐれも滑ってケガしないよう、足元には十分に注意しましょう!

関子嶺温泉の長すぎる階段「好漢坡」
▲謎のパイプが通っている
温泉関連のものかな?


ゆっくり上ること5分。ついに好漢坡の頂上に到達しました!

涼しい冬場ですが、汗ばんできました。これが夏場なら、間違いなく汗だく必至です。温泉に入ったあとの登頂はやめた方がいいかもしれません。

関子嶺温泉の階段「好漢坡」の頂上
▲頂上に着いた!すっかり汗だくだよ

階段からしばらく進むと「嶺頂公園」に入ります。日本統治時代には神社が鎮座していました。ここまでの道のりは、かつて神社参道としても機能していたのでしょうか。

関子嶺温泉の長すぎる階段「好漢坡」
▲頂上から階段を見下ろして

今回は台南市の奥座敷「関子嶺温泉」にある、好漢坡という石階段を上ってみました。

日本統治時代に建造された歴史ある階段で、現在は関子嶺の観光スポットになっています。その傾斜はすさまじく、手すりが低すぎることから、上る際には注意が必要です。歴史の重みを感じながら、ゆっくり上を目指しましょう。

それともう一つ、行くなら温泉入浴前がオススメです。あまりの傾斜と長さに、冬場でも汗ばんできます。しっかり歩いて汗を流したら、関子嶺ご自慢の泥湯でしっかり洗い落としましょう。

撮影日:2023年12月14日
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