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【施設紹介】JR後藤寺線 下鴨生駅(福岡県嘉麻市)―駅舎跡に栄枯盛衰を見た

今回は福岡県中央部、嘉麻市にある下鴨生駅をめぐります。

同駅にはJR後藤寺線内で唯一、交換設備があります。1986年まで国鉄漆生線が分岐しており、線内屈指の主要駅として機能していました。

売店付きの立派な駅舎もありましたが、利用者が減ると無人化され、2000年代に取り壊されました。再建されないまま今日に至ります。晩年の駅舎は荒廃がひどく、全盛期の面影を感じるのも難しいほど、寂れ切っていました。

JR後藤寺線下鴨生駅
▲駅全景

実際に来てみたら、誰しもが思うでしょう。「何もない」と。

冒頭で述べたように、2000年代初頭まで駅舎がありました。基礎を含むすべてが取り壊されたことで、駅舎の面影を見出すことは困難です。駅舎入口に掲示されていた駅看板だけが、ポツンと残されていました。

JR後藤寺線下鴨生駅の旧駅舎から引き継がれた看板
▲駅名看板は旧駅舎の遺物

JR後藤寺線下鴨生駅の公衆トイレ
▲公衆トイレ

駅前広場を見ると、片隅に公衆トイレ・多目的広場がありました。舗装タイルに気になるものがあったので、のちほどじっくり観察することにします。

JR後藤寺線下鴨生駅の構内踏切
▲構内踏切を通ってホームへ

JR後藤寺線下鴨生駅ホーム
▲島式配置のーム

駅舎跡から構内踏切を通ると、ホームに上がれます。発着線・ホームは島式構造の1面2線です。駅舎解体後、ホーム上に券売機・待合室が設置されました。

必要最低限の設備しかありませんが、そもそも利用者が少ない路線ですから、これだけでも十分にやっていけるのでしょう。

JR後藤寺線下鴨生駅
▲ホームから田川後藤寺方面を眺めて

JR後藤寺線下鴨生駅ホーム上の待合室
▲ホーム上の待合室・券売機

JR後藤寺線下鴨生駅の駅前広場
▲駅前の多目的広場

福岡県旧稲築町のゆるキャラ「なつきちゃん」
▲旧稲築町マスコット「なつきちゃん」

最後に旧稲築町のキャラクター「なつきちゃん」についてご紹介します。

現在の嘉麻市は2006年、俗にいう平成の大合併で誕生しました。なつきちゃんはその前から存在する、古参クラスのご当地キャラクターです。カッパがモチーフになっており、その名前は温泉施設名(なつきの湯)にもなっています。

合併後、あらたに「かまししちゃん」が誕生したことで、なかなか表に出づらくなっていますが、べつに引退したわけではありません。JR下鴨生駅に行けばタイルアートとして、なつきの湯・嘉麻市役所裏手に行けば、石像として残されているのに出会えますよ!

撮影日:2024年2月18日
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