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朝の高雄旧市街地をぶらり散策(高雄駅~哈瑪星~旧高雄神社)

台北から夜行の莒光号(急行に相当)531次に揺られ、台湾第二の都市・高雄へとやってきました。

ここから屏東線に乗り換え、池上一郎文庫のある竹田駅へ向かう予定です。早朝6時ということで、文庫の開館まで時間に余裕があります。そこで、高雄市内を少しだけ見て回ることにしました。

台湾鉄路管理局高雄駅
▲台鐵高雄駅

一帯では地下化工事が行われており、ホームから駅本屋へは、長い連絡橋を介しての連絡となっています。

台鐵高雄站舊月台
▲跨線橋から高雄駅構内を眺めて

高雄捷運美麗島駅高雄捷運美麗島駅

高雄駅からはレッドラインで一駅先の美麗島駅へと向かい、さらに橘線に乗り換えて西子湾駅を目指します。西子湾駅周辺一帯は「ハマセン(哈瑪星)」と呼ばれており、レイルファン必見の「打狗鉄道故事館」も近くにあります。

まずは旧高雄神社(高雄忠烈祠)の大鳥居を見るため、駅の北西に聳える寿山を目指して歩くことにします。

旧神社に立ち寄ったのち、「打狗鉄道故事館」にも立ち寄り、保存されているC55(CT250)や9600(DT600)などを幾つか記録に収めましたが、画像ファイルの異常のため、残念ながら今回はお送りすることができません。

高雄の亭仔脚―日治時期的湊町近邊
西子湾駅西側一帯は、かつては湊町と呼ばれていました。

写真はありませんが、臨海二路から路地に入ると、そこは地元市民の台所で、多くの朝食屋や野菜売りが軒を連ねていました。聞こえてくるのは台語ばかりです。

ここから坂を上がり、寿山の中腹にある高雄市忠烈祠、すなわち旧高雄神社にも立ち寄りたいと思います。

高雄神社は大物主尊・崇徳天皇・北白川宮能久親王の三柱を祀る、高雄市の鎮守でした。戦後、中華民国政権によって忠烈祠に改められましたが、現在でも鳥居や狛犬など、高雄神社の痕跡が至る所に残されています。

高雄神社一の鳥居,日治時期高雄神社一之鳥居
旧高雄神社へと向かう際、真っ先に目に入るのが一の鳥居です。

赤く塗られ、刻銘を潰した上から新たに文字が刻まれ、笠木には中華風の装飾が加えられていますが、まぎれもなく神社の明神鳥居です。なぜか、この一基のみが破壊されずに残されています。

高雄神社鳥居の変形部分
笠木のみならず、貫の一部も加工され切れ込みが入っています。

高雄神社一の鳥居の亀腹
▲アスファルトに埋もれた亀腹

日治時期高雄神社鳥居
巨大な扁額が掲げられた正面よりも、裏側の方が鳥居本来の姿をよく留めています。

高雄神社石灯篭
▲石灯篭台座

高雄神社石灯篭の台座
▲石灯篭台座

高雄神社参拝道
坂道を登りつめ、さらに階段を上ると旧拝殿・本殿跡地があります。境内からの眺めは美しく、日本統治時代当時より景勝地として多くの参拝者で賑わっていたようです。

これにてゴールの旧高雄神社に到着!

(参考文献)
『高雄市要覧. 昭和11年度』1937年

撮影日:2013年6月1日
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