【復興号客車】台鐵屏東線 区間車3511次 乗車記(高雄→竹田)
屏東線は台鉄西部幹線に組み込まれており、高雄から途中の屏東までは電化されています。屏東から終点の枋寮までは単線・非電化という、極めてローカル色の強い区間となっていますが、現在 一部区間で立体交差化工事が行われているほか、屏東~潮州駅間では電化工事も行われています。
今回乗り込むのは、新左営(高鉄左営)発枋寮行きの区間車(普通列車)です。高雄方面から屏東まで行く区間車にはEMU500型を中心とした通勤電車が使用されていますが、屏東から先の非電化区間に乗り入れる列車には、復興号仕様の客車が使用されています。
台湾で客車鈍行といえば、南廻線の非冷房客車が注目を集めがちですが、台東線・屏東線でも復興号客車を使った客車鈍行が運行されています。

▲屏東線区間車で使用される「復興号客車」

▲高雄駅を出発


九曲堂駅を出発してしばらくすると高屏渓を渡りますが、右手を見ると古い鉄道橋「下淡水渓鉄橋」があります。大正年間に完成したもので、当時はアジア一の長さを誇ったともいわれています。

▲屏東駅に到着
屏東までは複線電化区間となっており、西部幹線を走る自強号の多くがここで折り返します。
先述のとおり、屏東から先は非電化・単線区間になります。屏東~枋寮間の各駅停車(区間車)は全て、「復興号客車」での運行です。

線路のすぐ脇には建設中の高架線があり、R100がその上を走行していました。


「復興号客車」が区間車にも使用されているのは先述の通りです。現在では主に、比較的車齢の高い32850系20000番台が使用されているようです。一方、車齢の若い車両は莒光号用(10500/10600番台)に改造され、第二のステージで活躍を続けています。

高雄から約1時間、列車は客家の里・竹田に到着しました。今回はここで列車を降ります。
▲今回収録した動画です。
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撮影日:2013年6月1日
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